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青柳いづみこさんのご本

1青柳いづみこ著 「モノ書きピアニストはお尻が痛い」

オンでもオフでもお世話になっているromaniさんがご推薦されていたので、早速図書館で予約(買わないのよ^^;)。これはあっという間に手元に来ました。で、面白くってあっという間に読了。

いろんな作曲家考察も出てくるのですが、切り口が面白くて深い洞察力に感心しました。今丁度シューマンを勉強していて、シューマン関連の書籍をいろいろ読んでるんだけど、これがまぁ、はっきり言って面白くない。作曲家研究者に文章力を期待しても仕方ないんだけれど。それが、青柳さんのシューマン像のくだりをちょっと読んだだけでそちらの方がずっとためになりました^^;

そんなこんなで、全編、ためになるは、面白いは、でした。

なので、今度は本屋で平積みの面白そうなのを見つけたので、珍しくゲット。
2 青柳いづみこ著 「ボクたちクラシックつながり」-ピアニストが読む音楽マンガ-

“のだめ”“ピアノの森”“神童”が一緒に楽しめる本です^^;

ピアノに興味のある人以外には何の必要もない本だとは思います。が、ピアニストの生態がリアルに書かれているので、少しでも音楽に興味のある方にはオススメです。

青柳さんはかなり膨大な資料を読み込み、すごい情報量を平易でかつ表現力のある文章で表現されているので、この一冊で数十冊読んだのと同じくらいです。

最終章の「ピアニストは本当に不良債権か」のくだりは身につまされます。今現在の音大事情や世界の情勢など、深刻な問題です。

一昨日の会には、音大に入ったばかりの、なんと18歳!の男の子が二人(彼らはピアノではなくてソロ楽器ね)も出演していたのですが、

「この世でもっともまともでない職業を選んだ」ということすら認識していない音大生の一人(著書)、に彼らはなってしまったのです。おばさんはちょっと心配になりましたが^^;彼らに今できることを精一杯頑張って欲しいなぁと演奏を聴きつつエールを送りました。

が、最後はピアノを好き、クラシックを好き、音楽を好きということで、みんなつながっている、素晴らしいことですね。

だからこそ、今日もまたあちこちで音楽という魔物にみんなが魅入られているのです。

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コメント

オススメするの?

投稿: BlogPetのmimi | 2009/07/15 14:12

こんばんは。
私はタイトルにつられて買ったくちですが、青柳さんって本当に文才ありますね。
ドビュッシーの研究でも有名ですし、テレビにもときどき出演されていて、それはそれで独特の味があるのですが、やっぱりエッセイ等のほうが面白いです。

>シューマン関連の書籍をいろいろ読んでるんだけど、これがまぁ、はっきり言って面白くない。
まったく同感です。学究的になりすぎたり、片や伝記としてのサプライズを求めすぎたりで、1回読めばもう十分というのが多いですよね。
最近私もなぜかよくシューマンを聴いています。
とくに、歌曲と「幻想曲」が多いかなぁ。
本当は秋のほうがフィットする作曲家かもしれませんが・・・(笑)

投稿: romani | 2009/07/16 23:58

romaniさん

いつもありがとうございます。

今回も楽しいご本の紹介ありがとうございました。青柳さんのご本、他にも読もうと思ってるんです。

私もあれ愛聴させていただいてます^^
歌曲は、シューマンのピアノを勉強する上で絶対聴かなくちゃいけないんですが・・。どれがお奨めですか?またお教え下さいね。

投稿: 桜桃 | 2009/07/17 09:38

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