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2012年3月 9日 (金)

音の葉研究会 プレ実践講座

3月8日(木)、今日は音の葉研究会の永瀬まゆみ先生による実践講座でした。

4月から正式発足ですが、すでに先生の講座はプレとしては総会のミニ講座を含めて導入指導法の講座も三回目となりました。

第1回では、導入期に、“5つに分けて先取りで教える”説明。

5つとは ①リズム ②読譜 ③音感 ④楽典 ⑤テクニック

工夫とアイデア、的確なことばかけがいかに大事であるかを具体的例で示していただきました。フォルテやピアノなど記号の説明の仕方など。そしてリズム指導法の説明まで。

第2回では①のリズムの指導法を1回目からより具体的に教えていただきました。

そして今日、

第3回目 “工夫とアイデアでレッスンを創作しよう”

「簡単な物を導入に高度なことへ発展させる」、その具体的指導法の講義です。

まず、正しい指導法を教師が身につけていなければならない。

子どもの能力に線を引かない

など、背筋が伸びる思いでした。

いよいよ、②の読譜の指導法です。

(以下、私の絵が下手でスミマセン)

Cocolog_oekaki_2012_03_09_00_00

せんとかん、鍵盤のひとつとばしを別々に教えて一気に一緒に読めるように。その時鍵盤の位置関係もしっかり身につけさせる。

・一定のスピードで読む

・音を読む

これを別々に徹底的に指導。簡単なことはより簡単にです。

そして、

・ドから数え読みをしない!そのためには・・・その方法がどんどん次から次へ怒濤のように溢れでてきました。

Cocolog_oekaki_2012_03_09_00_10

ト音記号のドミソもヘ音記号のドミソも同時です。ここで生徒にいろいろなことを気づかせます。ト音記号はせんせん・・。ヘ音記号はかんかん。。

生徒が考える・気づく習慣をつけるためのことばかけも重要ですね。定着するまで繰り返すし、宿題の出し方も重要だと思いました。

そして、その後は音程を教える、加線、和音記号、和音の転回、全音半音を教えたら、テトラコードに発展してスケールまで。

そして、なぜそうするのか。最終的には生徒自身が自ら楽譜に書かれている意味(意義かもしれませんね)に気づけるようにするためです。

そのために、徹底的に導入の時から指導する重要性を教えていただきました。

音高、音大受験にまで対応出来る内容を導入期に徹底させる指導法です。

今日も2時間、あっという間だけれど密度の高い髙い講座でした。

音の葉研究会の残席は残りわずかですが、若干名ながら入会できます。

素敵なロゴも完成間近だそうです。増田先生の息子さんが作ってくださっていますいろいろ楽しみです。

ポチッとしていただけると頑張れますm(_ _)m

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