おやじな女の子
昨日、電車に乗りました。某路線。その路線は朝、もちろん通勤の人も多いですが大学生が多く乗ります。超とはいかないまでも結構混んでいる。当然座れません。で、突然くしゃみの音、ん?おやじかと横を向くと明らかに女子大生。口に手をあてずに携帯を打ちながら混んだ電車でくしゃみ。すると再びはくしょン。え?思わず逃げようにも混んでいて逃げられない。で、くしゃみがおわるとまた携帯にもどり、そうこうするうちに私の頭をごんごん。仁王立ちになり携帯を打ちながらつり革を持つがために、かばんが邪魔というか無造作に腕に通しているのでゆれの度に私にぶち当たるんです。それからようやく、私の前の座席が空いたから座ろうとしたら横から大きなお尻でさっとお席を持って行かれました。おばさんが負けた。案の定、スカートにブーツで足をひろげて座り携帯に戻りました。は~。おやじならあきらめもつくのですが・・・、で、決して言いたくない言葉「女のくせに。」
いまどきの女子大生はこんななの~と、思ったら我が家にも一人おりましたので、帰って思わず聞きました。あんた、まさかそんなアホなことしてへんやろね?鼻であしらわれましたが、大丈夫やろか?
いまどきの若い子といえば電車での化粧。朝乗ると、大概一人はいますよね。目だけならまだしも、先日は下地クリームからファンデーション、パウダー、口紅・・・ミューラーまで出して、それから仕上げはマスカラ。そりゃぁ丁寧に丁寧に塗って、降りる直前に終了。このタイミングが絶妙でした。私も含めて周りの反応が面白い。みんな見ていないようでしっかり見てる。知らん顔しながら視野に入れている。そして、化粧する前とした後で全然違った顔になったその子が降りたとたん、一様にホッとするんです。なんか見てはいけないものを見てしまった後ろめたさのような居心地の悪さ。これも、なんでいまどきの若い子は電車で化粧するのと娘に聞いたら、周りに関心がないというか、自分の知っている人以外には関心がないからそんな恥ずかしいことが出来るんだそうです。もう、それを恥ずかしいと思わないのですね。羞恥心は死語なのかなぁ。
いまどきの子はなんて言うつもりはさらさらないのですが、自分の関心のあることにしか目を向けられないなんて悲しすぎるじゃないですか。
でも、一方で今回の地震でも若い子たちがボランティアで駆けつけているのをみると、まだまだ捨てたもんじゃないよなぁと思います。年齢に関係なく周りに暖かい目を向けられる人間でいたいと思います。私は駆けつけたくても駆けつけられないから義援金を送ることしか出来なかったわ。
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