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吹奏楽の魅力

所ジョージさんの「笑ってこらえて」みました。今日は、吹奏楽の甲子園“普門館”を目指す高校生たちの追いかけドキュメントの完結編でした。前からこの番組の吹奏楽編だけは見ていたのですが・・・。いや~、よかったわぁ。やっぱり若い子が一生懸命取り組む姿は本当に感動します。でも民放の悲しさ、いい所でさらに盛り上げるつもりか突然CMが入る(-"-)でも仕方ないか。

金賞をとった淀川工業高校の先生はすごい迫力の先生なのですが、一軍が星組、二軍が花組、そしてそのまた予備軍が雪組^^;で、壮絶なレギュラー争いの末、星組に入りコンクールに出場できるのです。吹奏楽のコンクールも当然人数制限があるのでレギュラーを取れる子、入れない子がいるというシビアな世界です。全国を目指す前にまず、自分の学校でレギュラーになるのが大変。知り合いからハープの練習で疲労骨折した子がいると聞いたことがあります。なにも、そこまで・・・、でもそうしないと全国は目指せない。吹奏楽とはそもそも軍隊から出来たものですから、そこに芸術を求める前にもっと、人に高揚感、一体感、統一感を与える使命があるのでしょうが、それにしても、普門館を目指すって、軍隊かスポーツかっていう“のり”ですね。

この普門館を目指す話に中沢けい著『楽隊のうさぎ』がありますが、さわやかな読後感があります。高校生じゃなくて中学生の話ですが。主人公の男の子の心の成長と吹奏楽(彼は打楽器)の成長がうまく絡み合って話が進みます。彼と一緒に自分も成長していくような気にさせてくれるわくわくするような話です。そう、じぶんがその頃の年齢に戻れるような気にさせくれる小説です。中学生が読んだらまたきっと違った感想があるのでしょうが。面白い。吹奏楽に興味のない方もぜひ一読を。

ゲストは市村正親さん、追っかけの対象校は全国へはいけなかったのですがその学校の自由曲はミス・サイゴンだったので。市村さんもあっちもこっちもひっぱりだこですね。ちなみに来年は普門館が改修工事で使えないって言う落ちがついてました。やっぱり吹奏楽って言えば普門館なのにね。甲子園が改修工事で使えなくってその年は違う球場って言われたら、やっぱりテンションさがりますよね。

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コメント

ウチでも見てました。
>>一軍が星組、二軍が花組、そしてそのまた予備軍が雪組^^;で、
「ほらっ、星組が一番偉いんやん!」と思わず叫んだ私って(^^;
あの中に宝塚ファンがいたら何と思うか…いる訳ないか。
しかし、画面の中の女子高生とわが娘を比べると、ああ、何でウチの娘はこーなってしまったのと思いますが(ため息)
息子に見せてやりたかったです。ロングトーンね。

>「ほらっ、星組が一番偉いんやん!」と思わず叫んだ私って(^^;
そ、そんな・・・。我が家でもあのシーンが一番受けました。でもそれって、違うよね^^;世間様と。

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