今日はクリスマス その2 ~マンドリン編~
マンドリンという楽器をご存知ですか?先日、次はお犬様時代の“続大奥”をやるぞと言わんばかりの最終回を迎えた「大奥」のクライマックスで、お玉のナレーションが入るときチャンチャチャチャチャチャンチャンチャン、チャンチャチャチャチャチャンチャンチャン♪とBGMが流れていたのを覚えていらっしゃいますか?あれがマンドリンです。
娘は高校の部活でマンドリンに魅せられ大学でもやっています。かなり本気。親はイロイロ迷惑。で、今日が定演でした。場所は日比谷公会堂。日比谷公園は宝塚のチケット購入のお並びに何度も朝7時前によく来たのですが・・、あんまりいつも早くて噴水の上がっているのは初めて見たので感激、でデジカメに収めました。日比谷公会堂は昭和8年建設だそうです。趣はあるが・・・音はいまいちです、当然。舞台写真は暗いですが、総勢110余名板に載っています。
これマンドリンオーケストラと言います。マンドリンだけでなく、オーケストラなので^^;いろいろの楽器があります。要はバイオリン、ビオラ、チェロがマンドリン、マンドラ、マンドセロに代わるのです。で、演奏はどうかと言うと、はっきり言ってしょぼい。弦を擦るという発音方法に代わっていくら一生懸命撥いても限界があります。とついこの前まで思っていました。今もちょっと思っているけど。でも私、チェンバロを勉強初めて以来、この撥弦楽器を見直しています。撥じいて音を出すという限られた表現方法のなかで、いかに豊かな表現が出来るか。この魔力に魅せられて、彼ら彼女らは今日も頑張って舞台を努めているのでしょう。
ただ、表現の幅が撥くという方法なので曲を選ばねば。最後がホルストの『木星』でしたが、いやぁ、あの曲ほどオーケストレーションが見事な曲はないので・・・。マンドリンオリジナルの曲には素晴らしいものもあるし、アンコールのクリスマスメドレーなんかとっても良かったのですが。やってるご本人さんたちはああいった人気の大曲にしょぼしょぼとトライしたいんでしょうね。
で、何がよかったかというと、もうもう一生懸命ひたすら一つの音楽を作り上げようという、若い力を大いに感じたことです。青春ですね。Yジェネレーションとかニートとか言われる世代です、彼らは。やっぱり杞憂ではないでしょうが、彼らにはそんな心配はないと思います。そう信じたい。頑張れ!と声援を送りたくなります。
気が大きくなった私は帰りに○○丹でコートをパァッと買っちゃった(^_^;) 夫からクリスマスプレゼントもらったのに私はあげてないくせに。やっぱり私って自分のことばっかりか。ま、それは明日考えよう。
« 今日はクリスマス その1 ~中学部活編~ | トップページ | 遅ればせながら・・・年賀状 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 2023年の桜その3.@岡城(竹田)(2023.03.27)
- パティちゃん in MoMA(NY滞在16日目)(2022.09.26)
- Harry Potter AND THE CURSED CHILD in NY(2022.09.22)
- 上原ひろみ ザ•ピアノ•クインテット(2021.12.31)
- OZONE60コンサート行ってきた(2021.06.11)
定演おめでとうございます~
伺えなくて残念でした(涙)次回はぜひ。
そう、マンドリンには限界ありますから…特性を活かした曲だと本当に感動するんですが…
私たちの頃もだから、どうしてもオリジナル曲が多かったです。なので吹奏楽のように一般受けはしなかったかも。
皆で一つのものを作り上げようという熱意というかエネルギーが、やはり学生オケの魅力ですね。そして、その一員として、その喜びを知ってくれて良かったなあと、思ってます。
投稿: 金木犀 | 2004/12/27 00:09
金木犀さま
コメントありがとうございます。やはり音楽は音楽する者としない者(Byスウィングガールズ?)に分かれますね。金木犀息子さんの雄姿も見たかったです。残念!若い子たちが頑張ってる姿は本当にカッコいいですね!
投稿: 桜桃 | 2004/12/27 22:23