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子どもにお手伝い

これ、今日の日経新聞の夕刊の生活面のタイトルです。日経と言えば話題の朝刊の連載小説の話じゃあありません^^;

ざっと読んで、別に目新しい記事でもためになる記事でもないのですが・・。なぜさせる、どうさせるという親主体の記事だったものでつらつら反省の多い私の子育てを振り返ってしまいました。

ご存知のように大学生にもなるお嬢様のお弁当を私ほとんど毎日作ってます。浪人の分際の長男の昼食もバッチリ作ってます。孤食に悩む次男の晩ご飯も完璧に整えております。

で、わが子たち。何も出来ないかというと、すべて出来ます。私は一人っ子なの母の手を十分にかけられ、自分で自分のことが出来なく育ってしまいました。それが当たり前。それに気づいたのは大学生のころ。まわりはパッパとやっているのに私なんでもとろいんです。着替えとか、お片づけ。私の周りが特にそうだったのか。片付け上手な子ばかりが友人だったのか。それとも高校生の時までは気づかなかったか。

今でも忘れ物は日常茶飯事。整理整頓したくてもなんとなく出来ない。片付けられない女です(-"-)自分が何も出来ない人間だとわかるってこれはかなりショックです。でもそれが一番の悲劇だと知っておりますので、子どもには自分のことは自分でしなくてはけないと、小さい時から教えなくても、わが子たちは自分で習得しました。母には任せられない^^;

長女。私はまたまた、ご存知のように一人っ子なので、これまでも何回となく、父が倒れた、母が倒れたと実家に飛んでかえることがありました。三年前彼女の受験真っ只中の2月。今通っている大学の入試一週間前母の具合が悪くなり実家にとんで帰りました。彼女、自分で家族のご飯も作り自分のこともして受験しました。さすがに私も受験当日はお弁当を作ってやりたいので具合の悪い母を残し前日の夜に家に戻りましたが。ちゃんと、買い物明細まで作っておりました^^;けちな姉ちゃんは、お小遣い帳も小さいときからバッチリつけております。今は縦のものを横にもしない長男は小学生のころ、サッカー少年団に所属しておりましたが、私、気が進まず、早朝練習に行くなら自分で朝ごはん作りなさいって言ったら、一人で起きてちゃんと自分でご飯を作って練習に行っていました。お姉ちゃん曰く、私がいない時は全部自分でやってるそうです。次男、作ることが大好きなので孤食にめげず、自分で何でもします。先日は揚げ物までやっていた(@_@)

要は、やらせるのではなく、必要に迫られたら自分でやらなくてはいけないと子どもが自覚するって事です。それが小さいときからか、大きくなってからかはその人、場合によるって事でしょう。ただ、私のように三つ子の魂百までは真実だと思う。我が家では母がうっかりなので母にはまかせられないので、子どもたちは忘れ物などしたことがないようです。幼稚園のときから自分でちゃんと用意しています。ただね、言わせてもらえれば、自分でできるような環境にしておくことが大事とだということだと思います。って言い訳・・・。まあ、それに我が家のように三人もいれば細かくそこまで気にしてやってらんないって事もある。これ、怪我の巧妙?

そんなこんなで、手伝いをさせるさせないではなくて、生きるために自分の事は自分でするっていうのが生活の基本。そうなれば身の回りのこと自分の洗濯物の始末やら、食べることやら、整理整頓なんて自ずとせざるをえない状況になるってことです。と、母を反面教師にした子どもたちは臨機応変に母を使っているんだなぁ、これが。だから大学生にもなるお嬢様のお弁当を作るっていう愚行をやってるんです、私。

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