『レ・ミゼラブル』観てきました
帝国劇場『レ・ミゼラブル』 4月8日 13:00公演、観てきました。一言、大感激!
キャスト ジャン・バルジャン : 今井清孝
ジャベール : 鈴木綜馬
エポニーヌ : 笹本玲奈
ファンテーヌ : 井料瑠美
コゼット : 劔持たまき
マリウス : 藤岡正明
テナルディエ : 佐藤正宏
テナルディエ夫人 : 瀬戸内美八
どこから、どうお話すればいいのか・・・。まず、なぜ観に行ったかというと。お姉ちゃんがイギリスで観て来たんです。これ見よがしにイギリス製のパンフを見せて、お母さん絶対行って来るべきだよ、って言うんです。彼女は若いものの無鉄砲で、ディスカウントのチケット屋でとっても良いお席をお安くゲットして観て来たらしい。許せないよなぁ。たまたま、e+得チケのお知らせが届き、発表会も終わってるし、お疲れ休みを一回もらえるしぃ、ってことでゲットしました。
原作は詳しくは金木犀さんのブログをどうぞ。TBすればいいのですが、今はまだちょっと差し控えたい事情があって・・・(;_:)
まず、え?あれあれ?・・・子供コゼットがいじめられて幸せを空想するシーンからなぜか涙が。バルジャンと子供コゼットの二重唱ではもうもう堪えきれなくなり。このシーンがあるから、ラストのあのシーンがあるっていう。最後のシーンを見終えた瞬間、納得しました。一幕最後「ワン・デイ・モア」素晴らしかった。またまた“乾杯”の歌声で感涙。
幕間に絶対CD買おうと売店に行ったら4,200円もしたので、あえなく断念^^;めったに買わないパンフレットを買ってしまいました。
私、今回の超お気に入りはマリウス役の藤岡正明君。追っかけしようかしら^^;アンサンブルの中には娘が子供の頃の歌のお兄さんがいたりして、見所も満載でした。それから、ジャベール役の鈴木さんですが、『美女と野獣』のときは平凡だなあと思ったのが今回はとてもよかった。追うものと追われるものの心理の逆転がとても印象付けられる演技と歌です。ファンテーヌの井料さんがとても情感があり、死のアリアは絶品。笹本エポニーヌも素晴らしかった・・・とここで、先日のミス・サイゴン ああ、笹本キムで観ればよかったとしみじみ。
子供、というか若い頃に読んだ(はず^^;)の「ああ無情」ですが、そのときは悲しくて理不尽さが前面にでて救いということはあまり感じなかった、暗いという印象があるのに、今人生の半分以上を過ぎてこの作品を見ると、全くちがう印象があるのにびっくりしました。涙の意味がちがう。ここで、改めて若い頃、というか10代のときの読書の必要性を再認識した次第です。年をとった時に改めて若い頃に出会ったものに再会する喜びを感じました。これは、本だけではなく、音楽、絵すべてのものに対してでしょうね。若い頃の経験がいかに大切か、もう遅いけど・・・。
本日はおまけのファン感謝デーでした。終演10分後、瀬戸内と岸さんの司会進行で出演者による歌三曲、特別バージョンでのミニトークショーがありました。そこでまた「ワン・デイ・モア」一回余分に泣いてきました(^_^;)
5月までやってるから、もう一回みようかなあと思案中。こうしてチケット地獄は続く・・・。お姉ちゃんに、得チケで安く観たんだよって自慢したら、私学生チケットで半額で観てこようかなあといわれてしまった(>_<) 学生の特権、美術館、オペラ、演奏会、舞台・・お安いチケットが転がっています。是非、若いうちは目一杯利用するべきですね。
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桜桃さん、おじゃまします。(^^)
私は今回の「レミゼ」はパスです。(金欠ゆえ)去年見てマルシアの歌声に惚れ、石井バル、マルシアファンテのCDを買いましたので、それで我慢。ガブローシュに死なれると泣きます。(^^;
投稿: ponta | 2005/04/09 07:20
おお、マルシアさんもよかったですかぁ。色んな組合せで観たいですよね。でも・・・\\
>CDを買いました
垂涎
pontaさま お身体お気をつけてね。
投稿: 桜桃 | 2005/04/09 23:41