東宝花組公演『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』観てきました
本日、東京宝塚劇場にて花組公演『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』観てきました。
【マラケシュ・紅の墓標】 作・演出 荻田浩一
友人たちから、いくつか注意されていました。
1、一回ではわかんらんから。3回観ないと→そんな事言われても、一回しかチケットないし
2、寝ないこと→桜桃は日ごろのバタバタ生活のせいで、ああいう空間にいるとすぐ心地よくなり寝てしまうので。
3、台詞だけではなくて歌の歌詞までキチンと聴くこと→そういわれてもなあ、あ、でも今回は歌はみんなうまいから大丈夫^^;か
4、ストーリーを追わず、大きい二つの流れを感じること→お芝居で筋を追わないって(-"-)
5、・・他、ああ忘れた
おいおい、ここまで言われて観るお芝居って・・・。しかし結局何の予習せずに今日観てしまいましたが、結果。
とっても楽しめました。やっぱり花組はいいわ~。あのペンギンの話でさえあんなに楽しめたのですから、今回のこの大人のお話にはまらないはずがありません。花は何をやっても許してあげる状態です^^
何が一番良かったかというと、時間の経過を立体感をもって舞台に再現されたこと。といってもわかりにくいなぁ。それぞれ別々の過去を立体的に一つの場面として舞台に再現した所が素晴らしい。そして、そこにとどまらざるを得ない人たちと未来を得た人との交差。もう一点、台詞ではなくて歌でお芝居が進んでいったこと。これは歌唱力のある人たちだからこそ出来た舞台。一つのクライマックス、イヴェット(遠野あすかさん)の手首を切る?ところのわけのわからん歌が絶品だった^^; リュドヴィーク(春野寿美礼さん)が砂漠の薔薇をクリフォード(彩吹真央さん)にわたす所泣けたわぁ。
番外その1.結局、タイトルの“紅”の紅の意味はなんでしょう・・。砂漠の赤でしょうか?これがわからなかった私は結局このお話理解できてないのかなぁ。おぎ~の奥は深い?やっぱりプログラム買うべきだったんでしょうね。
番外その2.『パッサージュ』かと思われる音楽とシーンがあった^^;
番外その3.ギュンター(蘭寿とむさん)があまりにも真剣で笑いそうになった(苦笑)。そこまで、むきにならんでも。
うう、んやっぱり謎は多い。しかし、いろんなところにいろんなものがちりばめられて、ちりばめられすぎで困ってしまったというのが正直なところ。それもまた(先日、星組を見た後のせいかーー)、余計によかったです。7、8月あのお芝居を何回も観るのかと思うとちょっとうう~んって感じです。
【エンター・ザ・レビュー】 作 酒井澄夫
楽しいショーでした。アッという間に終わってしまった。なので感想もあっという間、これだけで言い尽くせた。
あったり前だけれど、歌えて踊れるっていうのが一番かと(^_^;) 楽しかった~と、心も軽く、帰って参りました。
最後に、樹里咲穂さんが今回で退団かと思うと、悲しくって。心底、真ん中で辞めさせてあげたかったなあと思いました。涙。それは言ってもせん無いことです。
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