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2005年6月

東宝花組公演『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』観てきました

本日、東京宝塚劇場にて花組公演『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』観てきました。

【マラケシュ・紅の墓標】 作・演出 荻田浩一
友人たちから、いくつか注意されていました。
1、一回ではわかんらんから。3回観ないと→そんな事言われても、一回しかチケットないし
2、寝ないこと→桜桃は日ごろのバタバタ生活のせいで、ああいう空間にいるとすぐ心地よくなり寝てしまうので。
3、台詞だけではなくて歌の歌詞までキチンと聴くこと→そういわれてもなあ、あ、でも今回は歌はみんなうまいから大丈夫^^;か
4、ストーリーを追わず、大きい二つの流れを感じること→お芝居で筋を追わないって(-"-)
5、・・他、ああ忘れた

おいおい、ここまで言われて観るお芝居って・・・。しかし結局何の予習せずに今日観てしまいましたが、結果。

とっても楽しめました。やっぱり花組はいいわ~。あのペンギンの話でさえあんなに楽しめたのですから、今回のこの大人のお話にはまらないはずがありません。花は何をやっても許してあげる状態です^^ 

何が一番良かったかというと、時間の経過を立体感をもって舞台に再現されたこと。といってもわかりにくいなぁ。それぞれ別々の過去を立体的に一つの場面として舞台に再現した所が素晴らしい。そして、そこにとどまらざるを得ない人たちと未来を得た人との交差。もう一点、台詞ではなくて歌でお芝居が進んでいったこと。これは歌唱力のある人たちだからこそ出来た舞台。一つのクライマックス、イヴェット(遠野あすかさん)の手首を切る?ところのわけのわからん歌が絶品だった^^; リュドヴィーク(春野寿美礼さん)が砂漠の薔薇をクリフォード(彩吹真央さん)にわたす所泣けたわぁ。

番外その1.結局、タイトルの“紅”の紅の意味はなんでしょう・・。砂漠の赤でしょうか?これがわからなかった私は結局このお話理解できてないのかなぁ。おぎ~の奥は深い?やっぱりプログラム買うべきだったんでしょうね。
番外その2.『パッサージュ』かと思われる音楽とシーンがあった^^;
番外その3.ギュンター(蘭寿とむさん)があまりにも真剣で笑いそうになった(苦笑)。そこまで、むきにならんでも。

うう、んやっぱり謎は多い。しかし、いろんなところにいろんなものがちりばめられて、ちりばめられすぎで困ってしまったというのが正直なところ。それもまた(先日、星組を見た後のせいかーー)、余計によかったです。7、8月あのお芝居を何回も観るのかと思うとちょっとうう~んって感じです。

【エンター・ザ・レビュー】 作 酒井澄夫
楽しいショーでした。アッという間に終わってしまった。なので感想もあっという間、これだけで言い尽くせた。

あったり前だけれど、歌えて踊れるっていうのが一番かと(^_^;) 楽しかった~と、心も軽く、帰って参りました。

最後に、樹里咲穂さんが今回で退団かと思うと、悲しくって。心底、真ん中で辞めさせてあげたかったなあと思いました。涙。それは言ってもせん無いことです。

今日のランチは

ここ、自然式食堂餉餉(けけ)。恒例のランチに久しぶりに行ってきました。

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前回は2月だったんですね。ココログのおかげだわ。デジカメを忘れたためにモブログです。携帯も買い替え時ですね、この画像じゃあ。

さて、今回は前からみんなが行きたかったところです。なぜかというと・・。いつこのお店の前を通っても長蛇の列、話題らしいとは知っていたが、とても並ぶ勇気はなかった。今日は11時前にお店に着きました。すると、もうすでに長い列が出来ています(@_@) え~、でもこんな機会じゃないと絶対入れないからと、意を決して列に並ぶ。11時開店と同時に何とか入店できました。これを逃すと、一通りお客が終わるまで小一時間は入れませんね。

和食ビュッフェスタイルです。それも知らなかった。入って、バイキングなんだと判明。みんな群がる群がる。バイキングは私苦手なんです。取ったはいいけれど、食べ切れなかったらとか・・。取る時後ろがつかえてたら早くしなくっちゃとか、結構一人おろおろしてしまうのです。自意識過剰かなあ。周りの意気込みにひるみながらも頑張る。一番人気の野菜のてんぷらあがりましたの声に、ワッと人。ようやく取れたと思ったら、三人で、おナス一切れ、サツマイモ二切れ、人参一切れ・・。きのこ一つ(;_:)

まあ、少しずついろいろなものがいただけるのは嬉しい。お野菜一杯。健康的です。おばさんたちに人気は、よくわかる。しかし、おばさんたちの体格を見回すと・・やはりバイキングはやめた方がと思わないでもないですが、余計なお世話でした。

私の憂鬱 その2

今日も本当に暑かった。といっても今日は私はたまりにたまったお仕事があったため、一歩も家の外には出ていませんが。窓から入る熱風にこれはただ事ではないとは感じました。

レッスンに来る子来る子、皆額から汗。まず部屋に入ったとたん、ふ~、としてくつろいでしまいます^^; お休みするんじゃあなくてピアノを弾くの。最後まで汗が引かず、たらたら汗を流しながらレッスンを受けた子もいました。冷や汗じゃないと思う。

それはさておき、このPCを立ち上げたのが10時30分すぎ。我が家には受験生が二人おります。そのうちの一人はその時もう寝入ってました。長男はさすがにゆっくりご飯をしゃべって食べた後、そろそろこれからお風呂でしょう。そしてその後寝るはず。一体どういうこと・・。

次男は明後日から期末テストなんです。体力温存のためもう寝てるのか?体力蓄えて、知力を蓄えんでどうする?それにしても、我が子たちは良いのか悪いのか、夜型ではありません。朝帰りでない時はおねえちゃんも12時前には寝てしまいます。夜型の子どもが増えているという話を耳にする昨今、我が家に関しては全く当てはまりません。確かに寝坊遅刻とは縁遠い子どもたちです(注:おねえちゃんは早く寝るけど、遅くおきますから、ドタドタで出かけていきます。寝すぎだよ)

これじゃあ、飼ってるインコと一緒じゃないの。暗くなったら寝てしまう・・・。お勉強は~?

私の憂鬱

夜の私の憂鬱、それはこれ

サッカーがないときはDVD。DVDをかけないときはCDかMD。

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桜桃の頃

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さうらんぼです。皆さんご存知のように私のHNは桜桃。どうして私のHNがこれかはこちら 

水無月が終わってしまう前に、今が盛りのさくらんぼをいただきながら、桜桃に寄せて一言。

去る6月11日にニフティから入会7周年のメールをいただきました。もう、7年経つのかと感慨無量です。って大げさですが。まだネットと呼ばれる前、パソコン通信だった時代です。ここで、書き込みのマナーとか、著作権、肖像権、モラル等、かなり厳しく鍛えられた気がします。その後ネット時代が怒涛のように来たことは皆さんよくよくご存知ですが、時々、あまりに野放図なネット状況を見かけるとその頃のことを懐かしく思います。このこと自体すでにおばさん、時代遅れはわかっていてもです。ちょっと窮屈だったよきパソコン通信の時代ってことですね。店頭にかわいいさくらんぼが並ぶとちょっと感傷的になる私です^^;

脱水症状

今日は本当に暑かったですね。先が思いやられる。

今日は朝から紫外線完全防備でチャリを飛ばしヨガ。当然蒸れ蒸れ、汗だく。飛んで帰って、昼食を作って食べさせ、つつ、夕食用意。熱気のこもった台所。それからレッスン。ガンガンしゃべる、というか指導。それから、4時過ぎ暑~くなった、車に乗って、所用でお出かけ。夜8時帰宅、バタバタ晩ご飯。ホッ。9時ごろ、急に具合が悪くなってきました。めちゃめちゃしんどい。むかむかする。暑いよねえ、と私がいってもみんなはそうでもない様子。変だぞ、変だぞ。しかし洗濯物もたたまなくちゃ。

とにかく、冷たいお茶を飲もうと思いました。すると、コップ1杯飲んだとたん、飲んでも飲んでも欲しいのです。結局朝やかん一杯沸かしたお茶を全部飲んでしまいました。すると、どんどん、身体がしゃんとしてきました。今も、お茶を飲みながらココログ書いてます。あ、焼酎は飲んでません。とっても、飲める状態ではなかったわ。自動的に休肝日になりました(汗)ここまで飲みながら書いても、まだお茶飲みたいんですよ。すごいわ。

よく考えたら、朝、コーヒー一杯。スポーツジムでお水を一口、(ヨガぐらいではそんなにいつも水分補給しなくても支障がないので)。昼食時にお茶コップ一杯。それから、のまず食わずで夜まで、あ、途中でコーヒー一杯。これでは、この暑さであれだけ動き回ったら駄目ですよね。身体が脱水状態になったんですね。ガンガン冷たいお茶を身体に入れながら気がつきました。喉の渇きってのはあんまり感じませんでした。これ、恐いですね。こういう暑い日は意識して水分をとらなくちゃ。ジムにも今度から、ペットボトル持参で行こう、忘れないようにしなくっちゃ( ..)φメモメモ

脱水にご用心。

金曜の夜は・・

050624_2151.jpgたった一切れです^^; しめ鯖。今日は金曜、夫と一杯。ただの飲んだくれの図です。

夫の仕事帰りと私のレッスン終了が一致して、ちょっとそこで一杯やってきました。いえ、すみません。一杯では終わりませんでしたが。

あまりにもしめ鯖が美味しくって。あ、写真と気づいた時は一切れしか残っていませんでした。このお店は、おやじのお店です。本当の手作りのみ。しめ鯖なんて・・ですがこれがあまりに美味しくってモブログでアップしてしみました。他のお料理も本当に美味しい。岩がきを注文したら、先ほどので終わっていまいましたって。残念。ないとよけいにたべたくなりますよねえ。次回に期待しよう。

焼酎を注文する時、お店のママが私の顔を見て、「ロックで?」と聞いたのはなぜだろう・・・。確かにロックを注文するつもりだったが。これでは、本当にただの呑み助です(;_:) ちなみに夫は水割り。あんな水みたいなのどこが美味しいんだかわからん。

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次はゲーテ

ドラえもんの次はゲーテです。今日の中学一年生のお嬢さんのレッスンでの話し。

「先生、ゲーテについての資料ありますか?音楽の宿題が出た。ゲーテについて調べてこいって。」
「え?ゲーテ?」

話を聞いてみると、案の定、『魔王』がらみでした。『魔王』は言わずと知れた歌曲王シューベルトの名作です。中学1年生の音楽で鑑賞します。

今時の子は、何か調べて来いっていったらインターネットで多分17○○年に生まれて、18○○年に死んだ、ドイツの偉い人だっていうことぐらいちょいちょいとひっぱってくるでしょう。その子はたまたま家のネットはお父さんがいないと出来ないということで、私に聞いたようです。明日だそうで、間に合わない^^;。

なぜ、こんな宿題を音楽の先生は出したか?中学1年生の子どもたちにゲーテの何を調べさせて、魔王とどうつなげさせたいのでしょうか。先ほども申しましたが、子どもがちょいちょいと調べる程度のことが、この歌曲を鑑賞するに当たって必要か。とふと疑問に思いました。もちろん、学校の先生批判をするつもりは毛頭ありません。ただ、この先生の以前からの意味不明な授業、合唱コンでのコメントなどをつらつらつなげて見えてくるもの。それは単に思いつきと時間つぶしとしか思えないのです。

ゲーテのことを調べることは意味がないとは言いません。しかし、音楽の授業として『魔王』を鑑賞するにあったってやること。それは、ゲーテではなくて(ああ、もちろんゲーテは、文学から音楽への影響とかもろもろ考えるともちろん最重要ポイントであることは間違いありません。)、その詩の持つ意味ではないかと。多分13、4歳の子にゲーテを調べさせてもなあ。他にやることがあるんじゃないかと思います。

たった18歳にしてあの『魔王』を作曲したシューベルトの、父からの解放というか、精神的な別離とか、あの曲のもつ力をぜひ子どもたちに伝えて欲しい。そして、あの三役を一人で使い分けるすごさを、多分ほとんどの子どもたちは理解できないでしょうが、40人いたら、そのうち数人でも感じられるようなことを伝えて欲しいと、思いました。名曲の名曲たる所以を少しでも。名曲といわれるものには必ず、ちゃんとした理由があるのです。それを子どもたちに伝えることはそんなに難しいことではないと思います。子どもが興味を持つ方法で伝えれば。たとえその時興味がなくても彼らの脳の片隅に、“あの時聞いたなあ”と隠れて残る程度でいいとも思います。

ああ、そういう意味ではゲーテを調べてシューベルトにたどり着くのか?いえ、ゲーテを調べるという作業で、鑑賞した気に子どもたちがなることを一番恐れるのです。それもネットでお手軽に。いえ、ちゃんとゲーテを図書館の文献で調べたとしても、彼らの知識年齢からいうと、魔王の魅力までたどり着く子が何人いるでしょうか。

来週、どうだったか、彼女に聞いてみよう。

ドラえもん

今月になって、私のところに新しく、小学2年生の男の子がレッスンに通い始めました。お引き受けできるか、日程的に無理があったので、まあその相談がてら一度お試しに・・ということで来たのですが、どうも私なめられたのか気に入られたのか、正式にピアノのお稽古を始めることに彼は決めてしまいました。どうもいろんなところで体験レッスンなるものを受けた経験があるらしく・・。ト音記号っていうんだ、とか、いろいろ私に教えてくれます^^;

まあ、それはおいておいて。今日は彼の二回目のレッスンでした。彼が今一番やりたいこと。それはドラえもんの曲を弾くということが判明。あ、ピアノではありません。鍵盤ハーモニカで(-"-)

来るなり、お稽古バッグからやおらよろっとした紙を取り出す。
「センセ、これ弾く」
といっても楽譜ではありません。歌詞とカタカナでドドドド~・・と書いてあります。
タイトルを見ると、ドラえもんのエンディングの歌らしい。私、レッスンがあるので、最近ドラえもん見ることができないんです。すなわち声が変わった事は知っていても聞いたことがない。歌も当然知りません。

彼曰く、「弾いて」
え、えええ。聞いたこともない曲で、ドレミがかなで書いてあって、リズムがわかんないんですよ~。そりゃあ、歌詞があったから一応その歌詞からするとこんなもんかと弾いてみたら
「なんだ、弾けるじゃない」
とほめてもらいました(;_:)
「ここから弾けないんだよ。みんな弾けるけど。」っと彼が指さしたところをみると♯ファ、やら♯ソと書いてある。それを全部5の指(小指)でぴょンぴょンさせながら鍵盤移動(@_@) そりゃあ弾けんわなぁ。

楽譜がないので指導のしようもないのですが、その指だけ、他の指にさせようと彼に提案してみました。そうすると
「みんなこうやってやってる。だけど、僕はみんなみたいに弾けないんだ。」って。
みんな、こんな指で弾いているとは思いませんが、それにあれだけの曲をみんなが弾けているともとても思いませんが・・。

状況があまりにも読めなくて、ついて来た母に聞くと、どうも校内音楽会で二年生全員でドラえもんの歌を鍵盤ハーモニカで演奏するらしい。それも秋。いまからぼちぼちやるって事ですね。それにしても、なんてすごいことをするんでしょう。今の小学校ってこうやって鍵盤ハーモニカ指導をしているんでしょうか。ピアノ教師としては勉強不足でした。良い曲を皆で演奏するってそれは大事だけれど・・・、なんかなぁ・・。

で、彼帰り際に「センセにこれ今度もらってきてあげるから」ってあのよれっとした紙を見せる。
「あ、センセはそれじゃあ弾けないから、センセの分自分で今度君が来るまでに用意するね、ありがとう。」と私。

さ、こうして私はまた楽譜屋を目指す(;_:) 

いわしの頭

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昨日は生協の宅配の日です。昨日今日は、まとめて届いたものをいろいろ・・と言っても適当に分けたり、切ったりするだけですが・・、まあ、手を加える日です。

で、写真。煮干です。『離婚弁護士II』を見ながら、頭と腹わたをとりました。頭と腹わたをとり、二つに割って保存袋に入れておきます。これだけで、毎日のお味噌汁の用意がかなり楽。というか、お水に放り込むだけなので。

気がついたら、棄てる頭と残す身体が同じかさだった(@_@) こんなに棄てるのもったいないよなあ。こうしてみると改めて思う。この頭何かに使えないものかなあ。

『離婚弁護士II』 佳境に入り、来週は必見。というか最終回。

振替休日

今日は、次男の中学校の振替休日でした。土曜日、学校公開日の。

いつもの月曜はあっという間に家族は出かけ、私は8時過ぎには一人になれます。それが今日は次男がいる。パジャマも洗濯できないしぃ。ということで、いつもよりだらだらもたもた。PCで遊んでたりして、あっという間に9時半。月曜はヨガ。ああ、あと20分で出かけなくては。

わ~、間に合わない、遅れる~と叫びながらバタバタ洗濯を干していたら・・。
「は~、やっとくから出かけたら」と後ろから息子の声。
「え、ありがとう~。助かる~。」
「お昼ご飯何食べたい?昨日のすき焼き残ってるけど」
露骨にいやな顔。そっ、そうですか、いやなのね。急に下手に出る私。
「マックにしますか?」
そうなんです。我が家ではマックがご馳走なんです(涙)
「うん、照り焼きマック」
「あの~、すき焼きと同じお味だと思うけど・・」

とお礼もそこそこに脱兎のごとく出かけました。

帰ってきたら、こつこつの性格ですね。私や姉ちゃんがざっと干すよりとってもきれいにぴんとなった洗濯物が乾きかけておりました。こうやって、ますます、次男の中で減点されていく私。やっておくといったのは早く私を追い出して一人になりたかったのかもしれない・・・。

今夜はすき焼き

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この暑いのに、今夜はすき焼きでした。最近全員揃った食卓というのが減りました。誰かがいない・・・。今日は珍しく全員在宅。朝、今夜は何が食べたい?と聞くと、なぜかすき焼きという声が。この暑いのに。そういえば全員揃わないと、こんなメニューは食卓にのりませんものね。だから、前回はいつ食べたか定かではないくらいだと思います。まあ、季節外れだけれどまあいいか。

写真にすると、あんまり美味しそうじゃあないですね。我が家は関西流のやり方です。といってもこれが正しい関西流かはわかりませんが。それに関東風のやり方、割り下を使ってとは違うという点だけで関西風と思っているかも。こういうどこの家でもやるけれど、お料理の本でレシピをわざわざみてやらない定番料理って、他の家庭はどうか気になるところですが、まあ私の実家流と申しておきましょう。

先に、油を熱く熱したすき焼き鍋に塗り(ホントはファット、でも最近健康を考えて牛油はやめてサラダ油^^;)、そこへ白滝とホントは青ねぎ。これはこちらでは手に入らないので、たまねぎとお肉を先にジュッと焼きます。そこへ砂糖を直接降りいれそこにおしょうゆをたら~、そうするとじゅわ~と甘辛く焼けた匂いが立ちます。そこへ順次、お野菜を入れて煮る、というか焼き煮にします。食べながら、具を足しながらその都度、お砂糖としょうゆをたら~と入れながら、お味を調えていきます。

写真にあるたまねぎですが、本来こちらで売っている薬味になる細い青ねぎではなくて、太い青ねぎを入れるのが関西風、だと思う。でも、今の季節はお目にかかれません。今でこそ、白い太ねぎは全国どこでも売っていますが、私には白ねぎを食べる習慣が結婚するまでありませんでした。ねぎは青ねぎ、白いのはたまねぎ・・。すごい偏見よねえ。でも事実です。今でこそ、ねぎといえばあの白ねぎだと思いますが・・。こちらではあの青ねぎは九条ねぎって言うんだろうか。ということで、我が家ではなぜかすき焼きは青ねぎが手に入らないときはたまねぎ。変だとおもう。別に白ねぎでも良いんだろうけど、たまねぎは実家や叔母の所からの到来物を常備してあるので。さすがに他のお鍋は白ねぎを使いますが。

それにしても暑かった。汗をかきながら食べるすき焼きって・・。

『ミリオンダラー・ベイビー』

昨晩というか未明、とってもいやな夢をみて目が覚めました。午前4時30分。まるで“火曜サスペンス”のような^^;ストーリー。追うものと追われるもの。心身ともに追い詰められて飛び降りて体がふわっと浮いた瞬間目がパチッと覚めました。追われるのは私。追うのは夫。私夫の夢なんかほとんど見たことがないのに・・よりによって、こんな夢を見るなんて。あまりにもパチッと目が覚めたのでその後寝られませんでした。

なぜ、こんな夢を見たかというと。昨日は友人関連の告別式のへ参列、そしてその後夜8時までびっしりレッスンでした。そんな中、夫が休暇を取りました。夜は安いからレイトショーに行こう行こうと誘うので、私は疲れるし、目一杯のスケジュールで本当は行きたくなかったのだけれど、悪いかなあと思って仕方なく行くことを承諾しました。『ミリオンダラー・ベイビー』です。

『ミリオンダラー・ベイビー』はアカデミー賞をいくつも取った感動の話題作です。しかし、残念ながら私は共感できませんでした。スワンクの体当たりの演技は素晴らしい、イーストウッド、フリーマンも深い演技で感動を呼びます。音楽、映像脚本、どれも素晴らしい。しかし、あのラストの選択は納得が行きません。スワンクがインタビューに答えて「ハッピーエンドにならなかったからこそ、感動が深まった」という趣旨の発言をしていましたが、ハッピーエンドにならなかったから共感出来なかったわけではありません。

あのストーリーにおけるラストの選択はあの映画の重要な部分ではなくて、家族愛を喪失したもの同士の心の触れ合い、絆の深さを描くために必要な一部分であるから大した問題ではないというのでしょうか。それは違うと思います。

最近の私は皆が良いと思うものに素直に良いわと言えない。ひねくれているのでしょうか。ちょっと悩んでしまいます。私だって良いものに感動の涙を流す自分でいたいのです。良いものにめぐり合いたい。

それにしても、夜にあのような重い映画なんかを観るから夢見が悪かったんですね。それにボクシングのシーンも迫力ありすぎで、寝る前に見る映画じゃなかったわ。ホント疲れた一日でした。

この記事はアップしたら、突然“メンテナンス中”って言う画面が出て記事自体が消えてしまったので、夜に再度書き直す羽目になっってしまいました。だから映画に疲れ夢に消耗し、ココログでますます疲れたので当初の内容と微妙に違うわ。ココログしっかりしてよ!ついこの前メンテナンスしたんじゃないですか?

私はサッカーが・・

きらいだ! 昨夜のお話ですが。

昨夜はぶんぶんさまのところでも悩んでいたのですが、「赤い疑惑」と「anego」をどうするか・・・。

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歯医者さん

毎月一回、水曜日の朝は歯医者さんへ行く日です。

歯やら、目やら、ヨガやと、ホント健康おたくのような毎日ですが(-"-)、決して好きでやってることではありません。

以前にもお話しましたが、体調を崩してめまいをおこした・・その際、実は歯にも体調不良の波は来ていました。めまいが治まって、これでOKかと思っていたので、歯茎がういたようになって具合が悪くなり、つめていたものも取れて慌てて歯医者さんへ。

つめものはあっという間に治ったのですが、そこで大変な指摘を受けました。歯周病です。体調を崩して今まで隠れていたものが一気に出たんでしょうね。もちろん、毎日3回歯磨きしていましたよ。でも、私のやり方は全然駄目だったのです。もともと小さい時に歯磨きなんて今みたいに重要視されていたかいなかったか、なかったか。私は恥ずかしながら奥歯は全部詰め物、かぶせ物が入っています(ちなみに子ども三人は反面教師で虫歯0です)。でも、ここ二十年はそれ以上ひどくならず、安心していました。それが、問題は歯でなく歯茎にくるとは。テレビのCMは他人事ではなかった!

そこで、丁寧な歯磨き指導を受けて、それ以来、毎月一度、ちゃんと磨けているか、歯茎の状態はどうかチェックしてもらうために通院しています。

歯ブラシは3種類、デンタルフロス、歯間ブラシ、鏡。これが私の歯磨きグッズ。まじめにやると20分かかります。こんなこと毎日3回続けていたら一日1時間歯磨きにかかってしまうよ~。一日一回(夜がベスト)は全部使って丁寧に、朝とお昼はまあそこまでやらんでもいいことにしてもらってます^^; 

でもね、毎日ちゃんと磨いてるつもりなのに、月に一回歯周ポケットを計ってもらうのですが、随分改善されたもののすべてOKになることはないんです。前回はあそこ、今回は別の所と。毎日やっても甲斐のないことこの上ありません。でもこれをやらないと、どんどん、坂を転げ落ちるだけなので、転げるのを止めることに意義があるらしい。先生の口ぶりでそう思います。まあ、私の場合転がりかけたのを止めて、改善されたからよいのですが、まだ山の頂上にはつけないってことです。こうやって、転がりかけては止まり、また登りを繰り返して歳を重ねるらしいです(;_:)

“健康”って一口に言っても奥が深い・・・

「ドラゴン桜」

「ドラゴン桜」ってご存知ですか?今話題のマンガです。人気なので7月からドラマ化もされます。

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ピアニスト100『小菅優ピアノ・リサイタル』行ってきました

今日は、romaniさんのご紹介で前からとっても楽しみにしていた、リサイタルに行ってきました。彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールにおける、ピアニスト小菅優さんのリサイタルです。

このピアニスト100のシリーズは10年間で100人の有望なピアニストの演奏を聴くという企画です。始まった当初、行きたいなぁと思いました。この劇場ができた当初から、いろいろ行ってみたいものばかり。でも行きたくてもとてもいける状態ではなかった。このシリーズ開始当初一番下が幼稚園か小学校にあがったばかり。長男が入っていたサッカー少年団のかかわりで毎週とは言わないまでも、ほとんどの土日はそれに関わる状況。それが8年たった今、ようやく、ゆっくりコンサートに行けるようになりました。年月が経つのはあっという間だなあと、今日コンサートに向かう時思いました。

10年一区切り、この10年はとっても忙しくて大変な10年だったけれど、とっても楽しい10年でした。私の仕事も10年前は発表会も人数が少なくできるかできないかという状況。それが、次でその発表会も10回目。生徒さんも、もうこれ以上は来ていただけないぐらい私のお教室も成長しました。次の10年は私に何が待っているんだろうと、ふと思った。きっと過ぎたこの10年より、事態は深刻になるでしょうがなるようになるというスタンスで行くしかないなぁと思います。

さて、話は横道に大きくそれましたが、戻して・・。今日の演奏。本当に素晴らしかった!

ヘンデル    組曲第7番 ト短調 HWV432
ハイドン     ソナタ ニ長調 Hob.XVI-42
ベートーヴェン ソナタ第23番 ヘ短調 op.57「熱情」
シューマン   ダヴィッド同盟舞曲集 op.6

アンコールはシューマンの子供の情景より「詩人は語る」
リストの超絶技巧練習曲より「鬼火」
ホントの最後に“戦場のピアニスト”のあの ショパンのノクターン 遺作

彼女の魅力は完璧なテクニックに裏づけされた多彩豊富な音色にあると思います。そして、ピアニシモが絶品です。当たり前なことなのですが、作曲家によって音が違う。

私が今日一番感動したのはヘンデル。もう最初の一音を聞いた瞬間からとりこになってしまったのですが、第4曲目のサラバンドあたりからあれあれ・・・涙が止まらなくなりました。なぜだろう。聴いているときのこちら側の心理状態にもよるのでしょうが、琴線に触れるというのを実感してしまった。

終演後、CD購入者にはサイン会。当然、夫CDゲット。いそいそと列に並んでサインをしてもらいました。夫の前は小さなお嬢さん、可愛いお手手を差し出して握手をおねだり。その後の怪しいおやじに声をかけられた優さん。そりゃあとまどうわなぁ。ピアニストも大変だ。

7月のコンチェルトも行こうかなあと思ってます。

『ゴールデン・ステップス』観てきました

去る、6月6日(月) 宝塚大劇場で羽山紀代美ダンシングリサイタル『ゴールデン・ステップス』公演観てきました。
その一回目、3:30公演です。

これは、宝塚の振付家羽山紀代美さんの30年間の名場面集とも言えます。それを月、雪、星組選抜メンバーと専科より轟悠、初風緑で繰り広げるリサイタル。

いろんなところで、構成やら、感想やらが書かれていますので今更なのですが・・・。おまけにまだ体調が戻らず(原因は十分わかってるんですが・・私もまだまだ修行が足りません(;_:)なので、これもやっぱりさらっと、書き留めるだけだけど。

わざわざ、このためにムラ入りしたかいがありました。行ってよかった~、いえ、大変なチケット難のなか行けてよかった~。堪能してきました。

当分、宝塚観なくてもいいくらい・・、あ、それはないけど^^;、充実した2時間。それも、それぞれが熱演で、そして競演の良さが出ていました。いやぁ、何でも一日にして成らず。時間と努力の結晶を見せていただきました。歴史ともいえるでしょう。90年の歴史の一旦を観ました。最後のダンスの場面なんて、形式美の極致、何回でも観たいけれど、たった2回しかないから余計に極限を感じたのよねえ。熱意があふれてくる舞台って、いいわぁ。生の舞台のよさです。本当に感動をもらいました。

あんまり、よすぎると書くことないわぁ。お腹が一杯だと口数が少なくなる、あれです!陳腐だけれど、よかった~、感想はこれのみかも。

宝塚星組公演『長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・シバ!!』観てきました

去る6月6日月曜日、宝塚大劇場で星組11:00公演『長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・シバ!!』観てきました。

この数日、超ハードすぎてさすがの私もかなりお疲れモードで更新もままならず、日もかなり経ってしまいました。今更ながらなのですが、一応記録ですのでさらっと書き留めておきます。

『長崎しぐれ坂』
日本物です^^; 私日本物好きです。でも同じ植田センセでも『花供養』は許せなかった。宝塚にはこんなのもありですって上演された『花供養』でしたが、宝塚に音楽と踊りがないのは辛い。それなら別のものを見るでしょう。でも音楽あり、踊りありの宝塚の日本物はいい。かなり賛否分かれているようですが、今回のこの公演はよかったです。

何がというと、轟さん(専科轟悠)をもってきたことで、わたるくん(星トップ湖月わたる)がとてもよかった。ああいういい人、彼?にはぴったりでした。檀ちゃん(星トップ娘役檀れい)もツボにはまった役で三人三様、植田センセ(演出家)にあてがきさせたら、うんうまい、さすがでした。世間の風評は違うけれど・・。植田センセ侮りがたし。“檀ちゃんさよなら”を考えたら先に船で旅立ってしまうのはあれあれあれ・・ですが、二人の友情、ラストシーンなんて、精霊流しとオーバーラップさす演出、要するにお涙頂戴のつぼにはまった演出で泣けますよ~。こてこて宝塚はああでなくっちゃ^^; 東上したら、こちらの人たちがどう思うか興味あるところですわ。
 
『ソウル・オブ・シバ!!』
楽しいショーでした。あっという間。まあ、お芝居の踊りのシーンが長いため、芝居上演時間が通常より長くなってショーがあおりをくってホントに短くなったのですが^^;

『ドルチェ・ヴィータ』に引き続き、よかったなぁ。ここの所ショーは楽しいのが続きますね。こちらも夏、東京でお目にかかるのが楽しみだ。

そして、次はいよいよ、『ゴールデン・ステップス』 このために、万難を排してムラ入りしたのですから(←大げさぁ)

帰ってきました

本日、帰ってきました。ホッとした。なんか、別の時間を過ごした不思議な感覚です。たった三日間でしたが、東京駅に戻ってきた時、東京を出た日がはるか昔のような気がしました。いろいろあったし・・

6日月曜日、朝6:20ののぞみに乗るために家を五時過ぎにでました。出勤前の夫に車で駅まで送ってもらい^^;;;;ました。感謝感謝。こんな時に限って次男の学校は給食が2日間なくてお弁当。なので朝4時からお弁当を三つ作って、、腐らないかと若干心配でしたが、夜だれもおなかは痛くならなかったのででよかった。火曜日の弁当はお姉ちゃんにたのみ・・。お姉ちゃんの「任せて」を背に、帰省。

なぜ、こんなに早く家を出たかというと。当然宝塚11時公演に間に合わせるためです。そしてそのあとの『ダンシング・リサイタル』を観る予定。この感想は別の記事で。

JR福知山線脱線事故を改めて感じました。やはり、JRが使えないとロスが大きくて、使うときより30分近く早いのぞみに乗らないと間にあわないのです。新大阪に着くと再三、その事故のアナウンス。代替輸送のお知らせなどが流れています。ああ、そうなんだと実感。それにこちらでは流れていませんがテレビの交通情報でも必ず、代替輸送のコメントが流れていました。

宝塚から奈良は遠い。夜8時に実家に到着。次の日は、今回の帰省の一番の目的。母に携帯を持ってもらう。そために○コ○ショップへ。

いや~、ばあさんに携帯、恐ろしいものがあります。
お店のお姉さん「わかりますか?」
母「そんなにいろいろいわれてもなにがわからへんかわからへんわ」
お姉さん「そりゃそうですね、すみません」ひたすら謝るお姉さん。ひたすらお姉さんに謝る私。ごめんなさいねえ。
と、こんなやり取りの後、ゲット。

午後からはひたすら操作指導。今言った事がわからない。どうすんのん?だからぁ・・。なんとか、電話をかける、出る、メールを送るができるようになって一安心。でもすごいものがある。左で携帯をもって、右手で打つ。しかし、私、○コ○のまわしもんではありませんが、このらくらくフォンってホント簡単。字も大きいし。

ということで、今日帰ってきたのですが、京都伊勢丹が前回の帰省でとても気に入ったので、新幹線の時間まで余裕を持って家をでて、寄って来ました。もうもう目移りして、お菓子一つ、何を買おう、どれにしよう迷いに迷い、お漬物もどのお店にしようとあれこれ。結局、ぎりぎりになって駅をダッシュしてのぞみに飛び乗りました。アホな私。

年寄り二人を奈良に残して、心配は尽きないし、問題は山積みなのですが、こうやって乗り切っていくしかないんだろうなあと帰りの新幹線でちょっとしんみりしてしまった。

今母からメールが来た。“1てんほしいね。いつてんよかつたね” 
もう試合は終わったよ。ドイツだぁ。

お知らせ

明日から、ムラ(宝塚)経由で3日間、実家へ行ってきます。奈良だから、ムラ経由とは言いませんよね^^; 遠回り。

したがって、更新はしばらくお休みします。
モブログできればいいけど、多分やらないだろうなぁ。戻りましたらまたよろしくお願いいたします。

ブラームスはお好き?

棚上げになっていたブラームスのことをちょっと。ちゃんと書こうとすると、人生かけた論文のようになってしまうので・・・。

今、私たち(発表会におてつだいに来てくれる友人と私)はちょっと人前で演奏をするためにブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲Op.56b」って言う曲を勉強しています。それが残念なことに予定変更になり、来年5月になってしまったんですが。

取り組むに当たって、やはりレッスンを受けようと、先生を見つけて明日そのレッスンがあります。ちゃんとピアノのデュオのレッスンをうけるなんて大学卒業以来で今からドキドキしてます。私たちの先生は80歳の今も京都で現役ピアニストですが、あなたたち20年以上何やっていたの!としかられるだろうからーー;、別のもっと若い先生に明日はレッスンを受けてきます。

さて、このブラームスの名曲は最近、よくデュオのコンサートで演奏されます。なぜ、こんなに好まれるのでしょうか。これはもうもう、聴き手より弾き手がとりこになる曲だからです。

デュオの歴史。デュオはバッハ、モーツァルトからベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、そして近代でもさまざまな作曲家たちが創り出しています。なぜか。ピアノ自体が様々な音、ボリュームを出せる、一人で何でもできる楽器ではあります。すなわちオーケストラなど大人数、多種多様な楽器をピアノ一つで表現できるのです。それを一人より二人にすることで、一人ではできない表現を作曲家が求めたということが考えられます。一人でできる以上のものをピアノに求めて曲が作られたのでしょう。その共演者として、作曲家は家族、友人、そして恋人のために作曲したと考えられます。ピアノという音楽表現の幅が広い楽器で、手軽に“一緒に音楽を楽しむ”ことを求めて作曲者は様々な曲を作曲した。

その中でもシューベルトは内気なあまり好きな令嬢と口もきけなくて、一緒にピアノを弾いて仲良くなりたいためにあれだけの数の連弾曲を作ったといわれいるのはすごい。ただのスケベ青年と誤解してはいけません。愛すべき数々の連弾の名曲を彼は残しているのですから。

そしてブラームス。彼はシューマンの妻一筋でした。この1873年に作曲された「ハイドン・・」も初演はシューマンの妻クララとブラームスによる演奏だと言われています。他にも彼は連弾の名曲も数々書いていますが、彼の曲に挑戦していつも思うのは、二人で弾いて楽しいということです。一緒に弾いていて、スリリングで掛け合いが面白い。これはもうもうクララに寄り添うブラームスにしかできないアンサンブルの妙だと思います。これが終わったら次は「ソナタ」を勉強予定。これまた非常に手強い曲ですが、弾けなくても^^;面白いんです。

なぜ、これを痛切に感じたかというと、対してショパン。彼は誰でもご存知、“ピアノの詩人” 彼の曲は一人で大丈夫!彼には連弾、デュオはあまりないのですが、それでもあります。「ロンド」聴いているとブリリアントで流麗な曲なんですが、弾いていてこれがまたつまんない。二人で弾く意味のあんまりない曲だと私にショパンさんも言われたくないでしょうが・・、デュオの醍醐味はありません。これはやはり孤高のピアノ詩人と、ひたすらクララに愛を捧げたブラームスの違いに相違ないと私は勝手に思ってます。

ブラームスさんは13歳も年上のクララに一生寄り添い、クララが死んだ後、一年後に死んでしまいます。なんと情けない女々しい男だと思ってはいけませんね。本人は本望だったのでしょうか。数々の名曲をクララに捧げたブラームス。報われる報われないは彼に聞くしかないでしょうが、今なお、彼の曲が弾き手にも聴き手にも魅力あると愛されるのは、そんな彼の思いが曲に込められているからなのでしょうか。

美容院

朝一番に美容院へ。今週末、週明けと行事が目白押しなので、ちょっとすっきりしたくなったんです。

いつもやってもらっている人が先日転勤してまって、どうしようかと思案。でもわざわざ、転勤した所へ来てくださいってお葉書もいただいていたからちょっと遠くなったけれど行ってきました。いろいろある前に新しい所へ行く勇気もなかったし。

私はこう見えても^^;知らない人とお話するのは構えてしまう。友人に意外~と言われるが。なぜーー;;?そして、美容院なんかでも若いアシスタントの方がおばさんだからとしゃべったほうがいいかと、しゃべりかけてくれるのに受け答えするのも、ちょっと構えてしまいます。転勤した美容師さんとはもうかなり何年もやってもらっているのですが、何がいいかというと、あれこれしゃべらなくていいことが一番気に入っています。スタイリストがそうだと、アシスタントの子もちょこちょこですむことが多い。美容院では私は雑誌も読まず、ひたすら頭だけやってもらってボーッと過ごすのが好き。鏡を見つめるとそこから“こじわ”や“たるみ”が容赦なく返ってくるので鏡も見つめずボーっと過ごす(-"-)。

さて、新しいお店に行くと、同じ系列でもがらっと雰囲気が違う。でも、ここもあんまりおしゃべりはしなくていいようで、ホッ。シャンプーをしてもらったら、私、とっても気に入ってしまって、思わず私から、やってくれた子に話しかけました。「とても気持ちよくて、よかったわ」 って。
「ありがとうございます。」「今度きたらまたお願いできるかしら?シャンプーの指名ってできるの?」
「もちろんです。知らないお客さん、多いんですけど。」っていって、彼女から名刺までもらってしまった。長年やってもらってるスタイリストの彼からさえ、名刺なんてもらったことないのに・・・。

シャンプーが上手だとその後のマッサージも上手だった。今まで私、またやってもらおうって思ったことがなかったからって言ったらとっても喜んでくれて、励みになりますって。

彼女なりのシャンプーのポリシーみたいなのがあるみたいで、自分がこうやって欲しいと練習でやってもらって思うことを実践します!ってきっぱり言ってました。プロのお仕事です。なんか、きっぱり元気で、こちらまで元気になりました。さわやかだったわ。あのままうまく成長して一流のスタイリストになって欲しいなぁ、な~んて、柄にもなく、心の中で応援して帰ってきました。

すっきりしたらね、トップもすっきりして、目立つのよ。白髪。私は歳の割りにはないんです(苦労してないからやと夫には言われるが-"-)。数本。でもその数本がカットしたなかから見える。身を乗り出して探していたら美容師さんが根元から切りましょって切ってくれたのでよかった。たったこの数本で意地になってるおばさんも滑稽ですが、ちゃんとわかって切ってくれる美容師さんもえらい。だから、思わず転勤先まで出向くのよね。

こどもと育つ

日経新聞夕刊火曜日のコラムのタイトルです。

昨夜は次男が修学旅行で不在のため、どうせ家族がそろうのは9時過ぎだろうとふんで、晩ご飯の仕度をせずにレッスン。そのあと、ちょいちょいと作っていると、長男が帰宅。長男と一緒に食べました。彼の機関銃のようなおしゃべり攻撃を聞き流し・・・。(あ、彼は次男と違って、口先男なんですーー;) でいい加減な受け答えをしていると、聞いてないとチェックが入る奴です(-"-) で、その後長女、夫が続いて帰宅。またまた、二人で食べました。今度は長男、お姉ちゃんをつかまえて、しゃべるしゃべる。お姉ちゃん、「お母さん、なんとかして!ゆっくり食べたい。」 「我慢して相手してやりなさいよ~、きっと予備校ではおしゃべりできないからたまってるんだ。」とさりげなくお姉ちゃんに相手を押し付ける・・。さすがに父に対してはやや寡黙か。

お姉ちゃん、食べた後、「お母さん、今日の夕刊読んだ?○○(次男の名)ぐれるかもよ。」
って脅すんです。長男を押し付けた仕返しか?当然、その時点では夕刊を読んでいる時間はありません。何何?
昨日は料理研究家奥薗壽子さんでした。その中で奥薗さんは、持論として、“食事は何を食べるかよりも誰と食べるかが大切”ってこと、“全国を飛び回る日々だけど、朝食と夕食は必ず手作り、一緒に食べる”のだそうです。

孤食の次男。家にいるけど、一緒に食べられない母って・・・。これが長女、長男の時は三人一緒って言うのがあったけれど、順番に育ってしまって、末っ子の彼だけが一人残ったってことなのですが。まあ、この心配もあと少し。彼が高校生になったら大丈夫かなとも思うけれど、“親が仕事で忙しくってお惣菜でもかまわないけれど、一緒に食べることこそ幸せ”とまで言い切られたら、ちょっと辛い記事でした。

今日も次男不在。じゃあ後で作れば・・と思っていたら、そうだった。水曜はお姉ちゃんがバイトのため早く帰ってきて食べてから行くんだった。娘に脅されても、ちゃんと彼女の晩ご飯を作る私、えらいよなぁ。まったくもう、大学生にもなったんだから、自分の事は自分でしろよ!とはこわくて言えない母でした(;_:) お弁当も作ってるし・・・。 十分こどもと育ってます。

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