ドラえもんその後
ご心配いただいてますドラえもんの君のその後です。一昨日レッスンで、4回目のレッスンでした。
はっきり言って彼、ドラえもんから興味なくなってます!(-"-) やってみる?って聞いても全然。もういい、ですって。学校で最近全くどうも練習していないようです。学校もいろんな行事で忙しいんでしょうね^^;
まあ、それに今の彼の興味は、楽譜。これ、レッスンの第一段階成功ですね。興味を持ってくれました。ご存知のように、ピアノは大譜表と呼ばれる楽譜を使用します。ピアノの真ん中にあるドを中心に右(高くなる)がト音記号で、左(低くなる)がヘ音記号で表される楽譜です。
子どもにとって、ピアノが右に行くと高くなる、左に行くと低くなるという概念はありません。高い音、低い音。ましてそれを平面の紙に下から上へ線で高さを表す、そして左から順に読んでいくということを理解することは、大変なことなのです。究極、音に高さがあるということを理解するってすごいことなんです。感覚としてはなんとなくわかっているけれど、理解するってことがです。ここが、理解できると、その後はパ~ッと世界が開けるのですが。
今、彼は、ピアノで真ん中ドから右がレ、左がシ、そして、それが楽譜で真ん中ドより上がレ、下がシということをようやく理解できました。こうなってくると、楽譜を見て音を出すということに俄然興味が出てきて、彼は一人で盛り上がってます。これとは別にピアノをうまくひけるということにおいては“練習”という別の問題が出てくるのですが。とりあえず、第一関門はクリアできたようです。なので、当然、あのドラえもんのカタカナ楽譜は今の彼にとっては、ちょっとおいておこうという気持ちになって当然です。
次なる問題は、学校でドラえもんの練習を再開したときに、彼の読譜力が高いドやレまで及んでいるかということです。センセ、頑張らねば。おまけに、彼のお家にはピアノがない。ピアノがなくて、ピアノを習わせるって・・・。伊達に何年もピアノ教師をしているわけではないのでたいがいの事には驚きませんし、かなりいろんなことに対応してきたつもりですから、方法はあるけれど。でもなぁ・・。
楽譜のこと、読譜のことは他に書きたいことがあるので、それはまた別の機会に。
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