夏休み 第三弾
今日は、私の夏休みの一番の楽しみだった、チェンバロ工房の見学に行って来ました。
私は一年ほど前からチェンバロを習い始めたことは前にお話しましたが、その私の先生が新しい楽器を購入したいということで、試弾するため工房へ行くのに便乗させていただきました。他に生徒さん数名とご一緒です。
ピアノという楽器は楽器として完成されているわけですが、チェンバロってのは楽器の発達状態が目で分かるというか、進化の過程が分かる楽器でもあります。工房の先生曰く、進化でなく犠牲にして発達した部分もあるそうですが。とにかく、奥が深いです。
先生が試弾されているのは、イタリアンといって、チェンバロの初期の頃の楽器だそうです。白木のままで、装飾もないそうです。足も、反響版もないので、後付するそうです。これはダイレクトにこちらに響く音とでも申しましょうか。イタリアらしい?明るい音色かも。一般的なのはフランドルっていうそうです。
イタリアンヴァージナルっていうそうです。一番初期の16世紀のイタリアで弾かれていた楽器の復元。先生はこれが欲しいらしい。わずか12キロ。持ち運びが簡単に出来ます。リュートののりですね^^;
名前コロッと忘れました。弦をはじくというのからハンマーでたたくという、ピアノの原型で、復元研究中の試作品だそうです。世界でええっと3台だか現存しているそうです。ハンマーに革の丸めたのがついていて、それで弦をたたきます。
使われる木。桂だそうです。お話は日本の林業問題にまで及び、考えされられるものがありました。
こうやって、いろいろ見せていただくと・・当然欲しくなるわなぁ。やっぱり、家族全員家を出て行ってくれるか、家を買い換えるしかないってことですね。どちらもとても無理だ。
明日からは夫のお守り^^;でしばらく留守します。帰ってから、通信環境を変えますので、再びお目にかかるまではちょっとお時間がかかるかもしれません。
では、皆様、残暑厳しい折、お身体お気をつけ下さいませ。しばらくの不在です。モブログできたらやってみますね。
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