願わくは花の下にて
桜の満開の、4年前の今日、4月5日に義父が亡くなりました。それから4回目の桜の季節がめぐってきました。
恒例の私の発表会もいつもこの時期で、その時、すでに、義父はかなり危なくなっていたのですが、とにかく、発表会はやり通すしかない。発表会が終わって駆けつけると、義父は「無事に終わったか?」と聞いてくれました。そして、こちらの家に戻ったとたん、亡くなったという知らせ。で、またとんぼ返り。桜満開の下、お葬式でした。 逝くのを待ってくれていたとしか思えないタイミングでした。
義父は短歌をたしなみましたので、西行さんと同じ時期でよかったと言えば言えるのです。覚悟もしておりましたし。私の父が羨ましがって、羨ましがって、自分もこの時期に死にたい、がそれ以来の口癖で^^; まぁ、こればかりは・・・。神様のなさるままで。
あれから桜満開のこの季節になるなると、「発表会、無事終わったか?」という、義父の声が聞こえるのです。この声に守られて、私は絶対この時期に発表会をしなくてはと、気持ちも新たにするわけです。
今年は、本当に辛かった。いろいろ重なって。回りの人からも、桜桃センセ、どうしてこんな大変な時期にするの?と何度聞かれたことか。でも私にとって、発表会はこの時期しかないのです。昨年、会場取りで3月分取りそこねたあと、一応4月9日も取れたので、遅らせる事も出来ました。でも、絶対命日の前にしたかった。義父の命日には、晴れ晴れと、無事終わりました!と報告したいのです。そして、今日、報告にお墓参りです。
土曜日にはこちらに戻りますので、しばらくみなさまにお目にかかれません。では、では。(以上、予約投稿です)
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