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蒼穹の昴 (GWその5)

私のGWもあとわずか(;_:) 宝塚、遊園地、コンサート、・・飲み会、と来たらそろそろ本の話を。

浅田次郎作 『蒼穹の昴』全4巻。4月6日に読み始めて5月3日読了。すご~く面白かった割には時間がかかりました^^;読み終わるのが惜しくてゆっくりってもあったし、やはり読書のための時間を取るのは日々の中では数十分ってところですね・・。

私はこの本のためにオフで乗り過ごしたのでありました。オフはちょうど読み始めて三日目でして・・・、ちょうど科挙登用試験の山場でありました^^;;; 実はもう一度乗り過ごしそうになりまして。銀座に行くのに・・。このときは乗り過ごす前にドアが閉る直前に気付き飛び降りた。

と言うほど面白かったです。もちろん、実在の人物絡みの歴史小説ではあるのですが、ノンフィクションと錯覚しそうなくらい、登場人物が生き生きと本の中で動くのです。読み始めるとすっぽりその中に自分がいるように感じるくらい。実は、浅田作品は『シェエラザード』の出だしのスケールの大きいわりに最後が腰砕けでがっかりしたし、『壬生義士伝』では、やはり私の新撰組は『燃えよ剣』だと再認識したりで、読み始めは心配でしたが、今回は全くの杞憂。ぐいぐい最後まで楽しませてもらいました。

ああ、これで残りの連休にようやく先日お断りしたにもかかわらずカバーをつけてもらった三冊の本に取り掛かれたわけです。遅!

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コメント

おお、とうとうあなたも「蒼穹の昴」仲間に^^
ね、ね、ね、良かったでしょ。
私の中では、浅田次郎のストーリー物ではダントツ1位です。
で、やってみます?妄想配役(爆)
いや、読み出した時から、梁文秀はマミさんしかあり得ないだろう、
と思いつつ読んでたんですが、「アパルトマンシネマ」を観た今、
文秀と春雲に、おさまとコンビはどうだろう、と思ったりして^^;;;
スミマセンせっかくの読後感を。。。

桜桃さんは若い!タフ!
ゴールデンウィーク特集 目が回りそうになりながら見せていただいていました。
4日の国際フォーラムは空間的に私も近い所にいたのかもしれません。そういうのやっているって音楽に触れている環境じゃないから知りませんでした。ブログで教えられること多いです。以前そこで葉加瀬太郎さんのヴァイオリン聴いたことあるかな。ゴールデンウィークもあと2日になりました。1日くらいのんびりお休みしてくださいよ。

私はこの『蒼穹の昴』で浅田次郎を知ったので、この作家の小説の中では一番印象に残っています。科挙とか宦官とか中国独自の制度が興味深く、幼なじみの二人もそれぞれに魅力的でとても面白かったです。

>金木犀さん

>梁文秀はマミさんしかあり得ないだろう

おお、そうですか?! この話はちょいとアレなんで(^^;)、ヅカの配役は思い浮かびませんでした。何だかもう一度読んでみたくなりました。

みなさん、コメントありがとうございます!

♡金木犀さん

うんうん、ダントツ1位に輝きました^^
>梁文秀はマミさんしかあり得ないだろう
確かに・・。ただTompeiさんもおっしゃるようにこの小説は無理だろう(^_^;)まとぶんにあんな厳しい辛い役されても困るでしょう・・・。


♡つつじさん

>1日くらいのんびりお休みしてくださいよ
は~い。明日は完全オフでPCいじります(激違!)

>ブログで教えられること多いです
本当に!お互い様ですね^^
私もつつじさんの写真拝見して頑張ってますが・・ナカナカ上手くは(;_;


♡Tompeiさん

>幼なじみの二人もそれぞれに魅力的で
そうなんですよねえ。この魅力に尽きると言ってもいいくらい・・。
確かに金木犀サンが言うようにマミさんならぴったりとは思うけど・・。でもねえ^^;;;

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