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『博士の愛した数式』

次男の高校入学に際して山のような宿題がでたのですが、その中に読書課題がありました。

何冊もある課題のなかに、この本がありました。前から欲しかったの。

映画も観そこねたし、なんとなく買うタイミングをはずしたというか・・。4月になってから、他の本にかかりっきりだったので、ようやく先日読み終わりました。

というか、一日で読んでしまいました。最後のところを読んでいる時、夜になって・・、読みながら泣いていたら、長男が「何泣いてんの?また、本読んで泣いてんのかよぉ。」と、呆れ顔。

あんたに言われたくない。という彼も、数学が大好き人間なので、弟から先に取り上げてとっくに読んでいて、結構感動していたくせに(-"-)

ついでに、同じく息子の課題図書であった、『世にも美しい数学入門』も続けて読みました。で、またやってしまいましたぁ。読みながら、“コンパスと定規で書ける正n角形”ってのを、書き方あれこれ考えているうちに電車乗り過ごしました・・・。あほ~。

小川洋子さんは昨年の読売の連載小説を毎週楽しみにしていたのですが、押し付けがましくない文章でいて、でも、惹き込まれます。

先ほど、ネットで、他にも数冊注文してしまいました。ラモーさんの曲がタイトルになったのがあったので。読むのが楽しみです。弾くのはあっという間に弾ける可愛い曲です^^

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コメント

ハりー・ポッターしか読まないうちの息子も、この本は友人に薦められて(貸してもらい)読み、珍しく感激してましたよ!ツボはやはり、数式の美しさにあったようですね^^; 友人に返す前に、慌てて読んだ母は違う所に感激しましたが。

小川洋子さんの本は私も好きでわりと読む方ですが、この本は一番一般向けする本ですよね。他にはもっと怖かったり、残酷だったり、グロなものもありますね・・・^^;

>ラモーさんの曲がタイトルになったのがあったので
これ、なんですか??

riroさん

コメントありがとうございます^^

うちの次男は読まないまま新学期に突入し、現在に至っております・・・は~・・・。ハリーぽっちゃんも読みかけだし・・・。

>これ、なんですか??
原題「Les Tendres Plaintes」で、楽譜タイトルは“恋の嘆き”というクラヴサン曲集の1曲です。ほんの1ページの可愛らしいロンドです^^
チェンバロのお師匠さんに、弾くように進められました。多分これって、練習しろってことかと(~_~;)
で、小川さんの本のタイトルは「やさしい訴え」

今、チェンバロ界というかピアノ界でもこの曲を含むコンサートをされてる方がいます。ちょっとしたブームらしい。

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» [本]博士の愛した数式 小川 洋子 (著) [kojのとりあえず日記]
優しい雰囲気と狭い舞台。博士の数と数式への愛、そして家政婦とその息子の博士への愛。ゆったりとして素敵な雰囲気のまま終わりまで読み終われた。 ここのところビジネス本や成功本、そしてちょっとの小説を読んでいるけど、小説は楽しみのために読むだけなのか?なんて思いながらこの本を読み始めた。確かにビジネスにすぐに役立つような話はない。しかし、登場人物の体験を追体験し、感情の動きをなぞることで、実生活で�... [続きを読む]

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