岩城宏之さん
今朝のニュースで岩城宏之さんの訃報を知りました。
びっくりしました。数々の病と闘っておられることは聞いていましたが、まだまだ、棒を振って下さると思っていましたので、本当に残念です。ご本人もまだまだ遣り残したことがおありだったと思います。
岩城さんといえば、クラシック音楽にはあまり興味がないと言う人でも名前は知っているというくらい有名です。クラシック音楽を身近に、わかりやすく、みんなに伝えてくださったからだと思います。テレビでもおなじみでした。
著書も数多く書かれていて、ただならぬ文才で音楽を私たちにとって、わかりやすく面白く楽しく身近なものにして下さいました。
私は、高校生のときだと思うのですが、岩城氏が音楽の友に投稿された(だったと思う・・)文章を読んで、随分刺激を受けた記憶があります。それからも、彼の著書を読むと元気が出ます。それは岩城氏の豊富な知識量、音楽への真摯な取り組み、血の滲むような努力があるからだと思います。
残念なことに生の演奏は確か若い時に一回聴いたことがあるだけです。で、記憶も曖昧で覚えてない(;_:)
ご冥福をお祈り申し上げます。
一番最近の文庫本をここでご紹介しておきます。お勧めです!
お勧めいただいた本読んでみますね。
人が亡くなると「惜しい方を」とよく言われるのを聞きますが惜しい方でしたね。
ご冥福をお祈りします。
投稿: つつじ | 2006/06/15 05:05
こんばんは。
コメントならびにTBいただきありがとうございました。
本当に惜しい方をなくしましたね。
>ただならぬ文才で音楽を私たちにとって、わかりやすく面白く楽しく身近なものにして下さいました
全く同感です。岩城さんの著書は大半が文庫・新書になっていることもあり、私にとっても愛読書のひとつです。
それと、忘れてはならないのは、現代音楽を聴き手にぐっと近づいて演奏してくれたことじゃないでしょうか。岩城さんの演奏で、好きになった曲がかなりあります。
つくづく、残念です。
投稿: romani | 2006/06/15 21:10
つつじさん
コメントありがとうございます。
岩城さんの著書はどれも面白いです。根底に心底音楽を愛していらっしゃる気持ちが脈々と流れているから。ぜひぜひ、お読みになって下さいませ^^
romaniさん
コメント&TBありがとうございました。
>現代音楽を聴き手にぐっと近づいて演奏してくれたことじゃないでしょうか。
武満さんの没後10周年の演奏会、さぞ、お振りになりたかったでしょうね。
かえすがえすも残念です。
投稿: 桜桃 | 2006/06/15 22:35