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東宝花組公演『ファントム』観てきました

東京宝塚劇場にて、9月2日 土曜日 11:00開演 花組公演『ファントム』観てきました。

この、『ファントム』は、1991年アメリカで発表されたミュージカルで、劇団四季映画でも『オペラ座の怪人』としておなじみです。宝塚版は同じ題材を別の音楽で、今までとは全く別の世界を造り上げました。

前回2004年の宙公演が初演。今回はその再演で、花組新娘役のトップお披露目公演でした。

とにかく、ファントム、映画も四季も宙のも、私全部嫌いでした。それが、今回は楽しめた^^
まぁ、どんなものか覚悟していったからってのもあるけど。あ、それから前月公演があれだったから、ってもあると思うけど(-"-)

一番納得出来たのは、クリスティーヌの心理。若い小娘なわけです。それが、前宙公演はトップオブザトップの娘役さん、四季は・・、歌えるけど、ヴィジュアルが。。映画はすべてが大げさってのが気に入らん。それが、トップ娘役デビューの桜乃彩音さんが、初々しくてふさわしかった。

一番嫌いなシーン。クリスティーヌがファントムの仮面を取ってといいながら、仮面をとったファントムの醜い顔をみて悲鳴を上げて逃げる、という、とんでもないシーンがあるのですが、小娘なら仕方ない。そして、その若気の過ちを必死に後悔するのが、説得力があって、ようやく、とんでもないシーンがなんとか納まりました。

そして、真飛聖さんの伯爵が若い、とにかく若々しい。そして、春野寿美礼さんファントムまでが若い。若い過ちなわけです。全てが。。。殺人という究極の罪。若いからと許す余地が全くないわけだけど、大人になれないファントム、初々しいクリスティーヌ、若さゆえの必死さの伯爵。若々しい舞台に作り上げられていました。おしむらくは、彩吹真央さんキャリエールがもっとおっさんだったらよかったわぁ。こちらも若かった^^;めちゃめちゃ上手いけど・・。

そうよね、バカバカしい話なんだから、若くないと・・、説得力も生まれないわぁ。

夏の疲れが癒された一日。観劇の後は友人達と遅めの昼食。

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コメント

昨日はお付き合いくださりありがとうございました。

あれっ? こんな写真いつ撮ってたの?
相変わらず、食べ物を前にしたら写真を忘れる私でありました^^;

「若い」なるほど~。
うんうん。そうかも知れないですね、花ファントム。

>おしむらくは、彩吹真央さんキャリエールがもっとおっさんだったらよかったわぁ。
今ねぇ、ふっと、この役、タータンだったらはまったやろなぁと、思ってしまった(笑)
あんなに渋い役の似合う人だったのに、そういえばおひげ姿って、見たことなかったような…

金木犀さん

入手困難チケットだったので、ありがとう!楽しめたわ^^

>こんな写真いつ撮ってたの?
携帯出してたじゃない^^;;
あなたは飲めないのにごめんね。


>タータンだったらはまったやろなぁと、思ってしまった(笑)
うんうん。でもまとぶん伯爵とタータンキャリエールなんて、どうするよ~、あなた卒倒するよ~~;;

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