青木十良さん
青木十良さん、ご存知最高齢チェロ奏者です。91歳(@_@)
本日の『徹子の部屋』にご出演されていました。でかけていて全部観ることはできなかったんですが、演奏はしっかり聴けました。
弾かれた曲は「鳥の歌」 これがまたしっとり素晴らしい。青木さんの存在そのものが感動ですが、慈味とはまさにこういう演奏を言うのでしょうね。
心を打つ言葉の数々をおっしゃっておられましたので書き留めておこうかと。
「死ぬのは怖くないです。死んだら練習しなくていいですからね。」
毎日最低三時間の練習を欠かさないそうです。
「保てませんからね・・。」 耳が痛い・・(;_:)
「死んだら極楽に行けると思うんですよ。」
当然ですねえ。
などなど・・・。
以前ラジオにご出演の時もびっくりしたのですが、わかりやすい言葉で淡々と語られるすがたこそが、青木さんの人生そのもの。
気負うことなく、音楽と寄り添っておられる姿に感動を覚えました。
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» 91歳のチェリスト 青木十良さん [ETUDE]
大阪・名古屋の3日間の出張から、つい先ほど帰ってきました。
あと1週間あまりで9月だというのに、昼間の残暑は、どちらも大変なもの!
いったい、どうなっているんだろう。
さて、そんな暑さを一瞬忘れさせてくれるような爽やかな記事を見つけました。
今朝の日本経済新聞に載った、チェリストの青木十良さんの記事です。
青木さんのことを初めて知ったのは、もう30年くらい前になるでしょうか、クラシックギターの�... [続きを読む]
青木十郎先生の徹子の部屋ごらんになりましたかーー。
青木先生は私の従兄の恩師でして、昨日従兄から「青木先生が徹子の部屋に出ます」とメールをもらったのですが、既に私は電車の中・・・録画のセットも出来ずに、すぐに母に電話をしたのですけど、先日喜寿を迎えた高齢な母ですので、きっと録画の方法がわからなかったかもしれません(残念)
先日、NHKの芸術劇場にも出ていらしたし、そうそうラジオにもお出になられていましたね。
従兄が高校受験のとき、毎月、飛行機で青木先生のところにレッスンに通っており、東京にレッスンに来た際はいつも我が家に泊まっていましたので、「東京のおばちゃん」である母は親代わり、私も母も何回か青木先生宅のレッスンについていきました。先生宅に素晴らしいチェンバロが置かれていて、まだ中学生だった私は、生まれて初めて見た本物のチェンバロの美しさに感激したのを今でもはっきりと覚えています。
日本音楽コンクールに出たときも、青木先生の素晴らしいチェロをお借りして出たんですよ。
確か天皇陛下にもチェロを教えていらっしゃるとおっしゃっていました。
90歳を過ぎても現役チェリストってなんとも素晴らしいですよね。ということは、私が中学生の頃お会いした30年前、既に先生は還暦を過ぎていらしたわけですから、本当に青木先生のバイタリティーと若さには脱帽ものです。
確か青木先生って開成高校→東大という素晴らしい学歴もお持ちで、大人になってからチェロの道に進まれたんですよね。人間的にも素晴らしくて、尊敬しています。
いつまでも長生きして頂きたいわーー。
投稿: ともみ | 2006/10/20 14:59
ともみさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
ともみさんの青木さん関連記事読ませていただいていました~^^
ちょこっと拝見しただけでも、素敵な方だと思いました。直でご指導お受けになられて素晴らしい!
>いつまでも長生きして頂きたいわーー。
本当に。そして、あの年齢だからこそ到達された音楽を私たちに聴かせていただきたいですね!
投稿: 桜桃 | 2006/10/20 23:44
こんにちは。
90歳を過ぎて現役、しかも器楽で現役というのはほとんど例がありませんよね。
それと音楽に対するチャレンジングな姿勢が、本当に素晴らしい。
しかも、実際に演奏の成果として見せてくれるところが青木さんの凄いところだと思います。
この姿勢は、プロもアマも関係ないですよね。
私も大変刺激を受けました。
投稿: romani | 2006/10/22 16:37
romaniさん
こんばんは。コメント&TBありがとうございました!
本当に素晴らしい方でしたし、お話をお聞きしているだけで心温まりました。
>プロもアマも関係ないですよね
音楽だけでなく人生のお手本としたいですね。
投稿: 桜桃 | 2006/10/26 21:59