今日は、次男の学校でPTA主催の講演会があり、講師として茂木健一郎氏が来校されましたので、聴いてきました。会場は満員です(@_@)
とっても、興味深い講演で、1時間半、あっという間。さすが!
一応、PTA主催なので子どもの受験を控えた親向けという趣旨の講演でしたが、豊かな知識と経験から語られる話は面白く、実例もわかりやすく、偉い学者さんの難しい脳の話のはずが、等身大で私でも易しく理解できました^^; というか、難しい話を凡人にもわかりやすく話すのがプロフェショナルなお仕事なんでしょうけど。
話の中心となったのはドーパミンのこと。これは脳から分泌される物質です。これが、受験勉強というものに、いかに重要なものか、と言う話。これを上手く分泌させて受験勉強の成果を上げる。
新刊に詳しく載ってるそうです。ってしっかり宣伝されてました^^;;;;
ある行動をする→ドーパミンが分泌→うれしい→よろこび→再び、その行動を繰り返したくなる(強化学習)
この強化学習を、勉強ということで、実行するわけです。どんどん勉強したくなる。勉強したら嬉しくなる、また勉強したくなる・・・・。勉強し続ける。
そうすることで、受験も軽~く乗り越えられる。
まぁ、それが難しいわけでして。
逆に言えばそれが出来続ける人が、何の分野でも天才なんですよね。
ただ、そのドーパミン。簡単に出来ることでは放出されないそうです。また、難しすぎても駄目。そりゃそうよね。あんまりにも出来ないと落ち込むもん。
自分にとって目一杯出来るところに設定する。難易度の設定ですね。その難易度は人それぞれ、本人にしかわからない。そして、そこにタイムプレッシャーをかけることも重要。
それを設定できる人が、伸びていくんでしょうねえ。
これは言い換えれば、己を知るってことでしょうか?
保護者むけですから、どうしたらドーパミンを子どもが出して頑張れるか、と言う話なんだけど。
けなしてはいけない。褒めるってことの重要性の話になりました。
褒める。
そして、子どもに無関心でいてはいけない。過干渉とはもちろん違います。
そして、親、家が子どもの安全地帯でなければいけない。
ってことでしょうか。ただ、これを履き違えてはいけないなぁって思いました。
その後、目先の受験が最終目的ではない、その先のほうが重要というお話に繋がります。
そのためにはどうするか?
本物に感動する。共感する。知力を養う。そしてパッション!
と聞いているうちに、私は子どものことはどうでもよくなり、自分に置き換えて一生懸命聞いていました。
結局私って自分のことばかりかも・・^^;;
脳は死ぬまで働けるそうで。そして、暗示にも簡単にかかりやすいそうです。
もう変えられない、駄目だと思ったらそこまでだし、変えられると思ったらまだまだ変われる可能性があるんだそうです。
この歳になった私でも脳を進化させ続けられるかもしれない。嬉しいことです。
タイムプレッシャーは今の私には自動的にかけられてるし<(`^´)>
パッションを持つことは得意だし。って、その情熱の向ける先を間違えてはいけないとは思うが・・^^;って、今は間違えている気もするし(汗)
今日から、もう一頑張りしましょう。
楽しく面白い話のなかに、茂木さんの科学者としての使命なども伺えて、素晴らしい方でした。
茂木さんの対談集、買ったまま積読してるのがあったわ。早く読も。あ、新刊もゲットするか・・。
こうしてますます未読が増える。これも難易度の設定かい?
ちょっと違うよな~~
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