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みちのく紀行2008 その8 ~男鹿半島から酒田へ~

8月12日、男鹿温泉を後に、向かうのは宮城県蔵王遠刈田温泉。

どうやって向かうか。男鹿半島を一周してまた日本海海岸線を南下。酒田から山形県を横断するよう、高速道路で蔵王を目指す。って簡単に書いてるけど、その時はどれだけ秋田県や山形県が大きいか、遠刈田温泉が遠いか、知る由もなかった・・。

まず半島を周遊すると1時間くらい、とホテルで聞いて出発です。
男鹿半島最北端の入道崎を目指す。
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北緯40度のモニュメントがあります。
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このまま北を目指したらどこに着くんでしょう?北極か・・(笑)。

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地球は丸いを実感!

入道崎灯台」のビデオ
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(見てるとぐるぐるして気分が悪くなるかも・・)

可愛い花も。
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入道岬を後に、どんどん走ります。右手に日本海を左手には山。快走です^^
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展望台からのながめ。
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温泉があるんだから、火山があったのよね。
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海は青々と澄んで。
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空高く。鷹が優雅に空を舞い。それはそれは素晴らしい景色。
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ところで、水平線の写真って難しいですねえ~。私って必ず左下がりになる。身体が傾いてるのかなぁ。わかってるからまっすぐ撮ろうとしてるつもりでも、意識しすぎてこれは右下がりね

こんな石仏もあったんです。江戸末期から明治初期にかけて彫られたものだそうです。
十六羅漢像
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さぁ、男鹿半島ともお別れ、海岸線を南下して酒田へ。また間違えたら大変なので、GSで給油がてら道を確認。学習するのよ。2時間ぐらいとのこと。

北京オリンピック、男子体操団体のラジオ中継を聞きつつ酒田へ。
体操のラジオ中継って・・・ なんだかよくわからないままやったぁ。メダルだぁ、やったぁと言いつつ、酒田へ。4時前到着。

酒田、夫が、多分もう一生訪れないだろうからぜひ寄りたいからと言うので。高速ICを横目に酒田市街へ。ここで、すぐに高速に乗って蔵王に向かったらよかったんだよなぁ。

本間美術館に行きたいという夫。

美術館チケット売り場では、本間家本宅もすぐ近くにあると教えられ。お江戸ファンの私もよくなかった。江江戸時代のお屋敷を見たいのでつい無理をした。そちらは4時入館締め切り、美術館は4:30に戻れば入れてくれるというので、急いで本宅へ。
何を好き好んで、酒田の町をせこせこと車で走り回ってるんだか

本間家本宅。
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本間家とは酒田の豪商です。すごい家でしたぁ。

急いで見学をすましてまた美術館へ。ギリギリ入館できました。
そして、美術館になっているところは別荘だったそうで。
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美術館も素晴らしいコレクションで、個人蔵なわけですからすごい。文化を支えるのはお金よね、ってのを改めて実感

まだ、大丈夫かなぁ?遠刈田温泉までどれくらいかなぁ?前二日ともサンセットを見てからの旅館到着に慣れてしまった私たち。7時に着けばOKよね。ほら、去年、山寺に行ったあと山形自動車道からあっという間に飯坂温泉に着いたし。山形自動車道はガラガラだから余裕余裕。。

ということで、5時にはなってたんだけど酒田といえば「おしん」、「おしん」の撮影場所を見なくちゃ。
山居倉庫です。
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裏から。
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屋根は二重構造だそうです。
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米を運ぶ船。川から直接米が。
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さて、山形蔵王に向かいます。酒田ICから高速です。向かう温泉は蔵王のふもとにある遠刈田温泉。東北自動車道からの行き方しか案内に書いてないので、また道に迷ったらいけないので旅館に電話。

酒田です。山形自動車道どこで降りればいいですか?

絶句されました・・・・

え?遠いの?

2時間半以上かかるんですって(@_@)
だって高速で、高速は・・。

よく地図を見ると、山形自動車道ってちょん切れてる~~
月山のところで一般道になってるよ~~

ええ??去年の山寺は、もっと先だったのね。

酒田から湯殿山までは高速、そしてそのまま一般道になりくねくね月山の山すそを走り、また月山ICから山形道っとなるようです。高速一本ならあっという間でもくねくね一般道となると・・。一応自動車専用道路でしたが、とにかくカーブが多いのよ。

そうこうするうちに、サンセット。また今日もサンセットに出会ってしまいました。今度は山に沈む夕日。
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さすがに走りながらのサンセットは写真撮れませんでした。その代わりにお月さん。。

真っ暗になってようやく、遠刈田温泉最寄IC川崎宮崎に到着。一般道をこれからまだ30分以上走るそうです。
え~ん。晩御飯あるかしら、旅館の人、ごめんなさいm(__)m

くねくね真っ暗な山道です。街灯なんてもんはない。光は自分の車のライトのみ。上向きにしないと全く先が見えません。
(当然運転は私なのよ、こういうときはいつも私なのよ、で当然真っ暗闇の山道の写真も無し。今から思えばあの恐ろしい山道の写真を撮って置くべきだったわぁ・・)。

車に一台も出会わないのよ。道あってるの???そのうち霧も出てきて、ライトも通しません。霧ってホントにライトを通さないのよね。真っ暗闇に吸い込まれそうになってきました。

なんでもありの今回のドライブ。こういう時って出ない??とうとう、このまま魔界へ吸い込まれるのか?と思うほどの暗闇と霧。怖くなり、もう一度念のため宿に電話。

そうです、そのまま一本道です。どうぞお気をつけていらしてくださいね。ととっても丁寧な対応。女将さんかしら?遅くなって迷惑必至なのにもかかわらず、気持ちのよい電話でホッとしました。

でも、やっぱり真っ暗闇なのよ。大丈夫と思ってもホント怖かったぁ~。
でも、なんとか、8時前に到着。ああよかったぁ。

とるものもとりあえずとにかくお食事に。
続く。

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