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月組日生劇場公演『グレート・ギャツビー』観てきました

またまた時間が経ってしまったのですが

9月6日(土) 日生劇場にて、月組公演『グレート・ギャツビー』観てきました。11時公演です。

ミュージカル
『グレート・ギャツビー』

-F・スコット・フィッツジェラルド作“The Great Gatsby”より-
脚本・演出/小池修一郎

原作は多分映画を見たとき読んだはず・・。映画のことしか知らなくて、宝塚初演の時は20年のブランク期間のため宝塚の舞台は初見です。ご贔屓さんが出てたのにね

映画ではミア・ファロー扮するデイジーが嫌な女でねえ。ひたすらカッコいいロバートレッドフォードが哀れで、なんであんな女のために人生棒に振るかなぁ、と思いつつ見てました。確かその時私は10代^^;;

三十数年?経て観たグレート・ギャッツビー。この宝塚版デイジーはけなげで共感が出来る女になってました。

瀬奈さんギャッツビーはスーツ姿がカッコよくって、いい男だった。ロバートレッドフォードよりもずっとカッコいいぞ。

ニック、おまえ~~。遼河 はるひさん、頑張ろう。君に説得力がないと舞台が締まらないじゃないか・・。でも頼りなさげが何気によかったのかもしれない^^;

デイジーやその夫トムが住む世界、アメリカ上流社会とギャッツビーがすむ世界には永遠の隔たりがあって、そちら側へ行けなかったギャッツビー。そういう意味では城咲あいさん扮するデイジーのラストシーン、ホント“嫌な女”風に演じていてよかったです。ギャッツビーが浮かばれない・・・。救いのない人生ですね。

そのラストを、やはり専科の役者さんが舞台を締めておられました。。
父親役の汝鳥 伶さんとジョージ・ウィルソン役の磯野千尋さん。このお二人だったからこそ!のラストでした。

といろいろ書いてますが、いい舞台でした。こちらも小池センセだったのね。うん、やはり原作ありの脚色演出の腕はさすがでございます。

原作を読み直したくなりました。ちゃんと村上春樹氏訳のが家にあるのよ・・。夫からの課題図書

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コメント

本日、観てきました。
懐かしかった~! 初演のほうが凝縮されていた分よかった気がするけれど、やっぱりギャツビーはよいわ。
あなたのごひいきさんが「フィラデルフィアから」と度々出てきたことも思い出したわ。ヘンな発音だったのよ(^^;)。今度CSでやったら見てみてね。

Tompeiさん

コメントありがとうございます。

ご覧になったんですねえ~、そしてもちろん初演もご覧になってたんですねえ。ウラヤマシイ・・。

>「フィラデルフィアから」と度々出てきたことも思い出したわ。ヘンな発音だったのよ(^^;)。
そ、そうなのね。どの役が轟さんかわからなかったの~
CS予約してあります。楽しみ

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