トロッコ列車に大満足した後は、特別何も決めていない今回の旅・・。
8月11日(火)、静岡県で震度6弱の地震が早朝ありました。東名高速道路通行止め。台風の被害も多し。等々。というわけでもないのだけれど、とにかく神さん仏さん参りに行くことに。
まずは、善光寺。
夫は、お参りしたことがあるらしいので行くのを渋っていたが、真っ暗な中を歩くことはしなかったと言う。行こう行こう!
仁王門です。
参道は、
暑いです。ようやく夏になった感じ。人出もかなりあります。やはり牛に引かれて善光寺。すべての宗派を受け入れる懐の大きいお寺だけある。
参道途中にある、釈迦堂
重要文化財の涅槃釈迦像がご本尊なんですが、このお三人、どいてくれないと。。写真が撮れないって、参拝終わるの待ってたんですが、私たちを邪魔そうに見る。なんで??
わかりました。涅槃釈迦像は幕の向こう。普段は閉帳しているのです。1000円支払うと開帳して見せてくれるんです!
そうか、支払ってない私たちには見せたくなかったんだぁ。ふん。そんなら早くそう言ってくれればいいのに。
しゃくなので^^;、ネットで画像探して来ましたよ。善光寺のHPから引っ張ってきました。有り難いものなので載せておきますね。
さ、気を取り直して、
駒返り橋
1197年(健久八年)、源頼朝が善光寺に参拝した折、馬の蹄が石橋の穴にはさまって、ここらか奥は馬をかえして徒歩で入った、と言われています。
濡れ仏。快晴の空の元、鎮座されてます。
1722年(享保七年)完成。八百屋お七の冥福を祈り恋人の吉三郎が造立したという伝説もあるそうです。ここで八百屋お七の名を目にするなんて@@)
いよいよ、山門ですよ。重要文化財です。公開されているのでお参りした後、上ることに。
登り口と出口。
山門からの眺めはそれは素晴らしいです。でも、撮影禁止。なぜなら仏様と同じ目線になるからだそうです。納得。でも、ちょっと残念。山門正面から顔を出して善光寺の看板を見上げると、
牛に引かれて。。
牛さんに見えますか?
この“善光寺”の文字の中に鳩さんが5羽います。さぁ、どこにいるでしょう?
って、これはボランティアガイドさんからの受け売りです^^;;
お参りしますよ。まずはお線香をとお賽銭。
本堂です。大きいよね~~
中に入って、いよいよご戒壇巡りですよ。
階段を降ります。どんどん真っ暗に。本当に真っ暗です!ええ??いくら目をあけても真っ暗。前に手を出すと先に進んだ人に当たる。あ、すみません。いえいえ。と言いつつ、真っ暗。
どうなる??もっとちゃんと予習してくるんだった。一応田辺聖子さんの著書で予習したはずだったけど。
が、ここで、前の女の人のグループが大騒ぎです。見えない見えない。右手に触る、右に回ってる。順次解説が入ります。
右に回ってる?
そうなのね。両手を広げると、ちょうどどちらの手にも木の感触が。回廊の幅は私の両手を広げたくらいです。それがどんどん右に曲がっています。
しばらく進むと、ってそんな距離はないはずなんだけど、漆黒が永遠に続くかと感じるくらい、急に人がつかえてる。前の人のバッグにぶち当たる。すみません。いいえ~。
っと、ココでまた解説が。右手になにか触れるわ!
え??何何??
おまけに、ギーギー、音がします。ドキドキ。
あ、それが鍵だ!触らなきゃ。触れるかなぁ、ドキドキドキドキ。右手ね。右手。
暗い中、必死で右手を壁に触りながら進むと。
手に、堅いものが触れました。手の感触ではどんな形か全くわからない。回す“とって”のようなものかと想像していたのですが、そう言う物ではないようです。触るったって。とにかくつかんでがちゃがちゃさせてみました。
気づくと前に人の気配がない。え?慌ててその場を離れ、ったって全く見えませんが先へ進む。真っ暗だと頭を何かにぶつけそうな気がして思わず額のあたりに手をかざしてしまいます。そんなこと絶対ないのにね。恐怖さえ感じました。
と、急に視界が明るくなり、到着。出て見ると、入り口と同じ場所・・。グルッと本堂ご本尊さんの下を回ってきたということに後で気づいた・・(汗)
ああ、目が見えることがいかに有り難いことか。思わず頭を垂れました。ヒミツの鍵に触れたことより、視界が明るくなったことが有り難かった・・・。
ホンの短い時間でしたが、貴重な体験を出来ました。
さ、次は、戸隠神社ですよ。続く。
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