宝塚宙組公演『カサブランカ』観てきました
1月3日(日)、東京宝塚劇場にて宝塚宙組公演『カサブランカ』観てきました。
初日です。当たったの~^^
新年早々、初日の公演を観ることが出来てラッキー。年始めの公演初日はお土産があるんです。
今公演、トップ男役大空祐飛さんと同じくトップ娘役野々すみ花さんのお披露目公演です。
ミュージカル
『カサブランカ』
CASABLANCA and all related characters and elements are
trademarks of and (c)Turner Entertainment Co. (s10)
脚本・演出/小池修一郎
ご存じ、あのハンフリー・ボガートとイングリット・バーグマンの名画の初のミュージカル化の舞台です。
映画は、確か若い頃観た記憶がある。ラストシーンに砂漠にハイヒール転がってたのはこの映画だったかなぁ・・・。そんな曖昧な記憶だけれど、イングリット・バーグマンの役が嫌な女だなぁ、ッ記憶があるんだけれど。定かではないわ。
とにかく、大空祐飛さんの男役。素晴らしいのひと言。スーツの着こなし、帽子のかぶり方、座り方、たばこの吸い方、火の付け方、どれをとっても非の打ち所がない。これぞ、宝塚男役の真骨頂!付け焼き刃の修行では出来ない、長年積み重ねた芸のなせる技です。
ほれぼれしました。よくぞここまで頑張ってトップになられたなぁとシミジミ・・・
あんなに粋に「君の瞳に乾杯」なんてこちらが恥ずかしくならずに言える役者さん、そうそういないわ
野々すみ花イルザ、大人の女にはちょっと厳しいかなぁっていう気もしますが、やはり上手い。二人の男の間をゆれる女心が嫌みでなく演じられていてよかった。バーグマンのように、ってのはちょっと酷だよね^^;
この公演で退団される萬あきらさん、いいなぁ~。こういう役者さんがまた一人退団されるのは寂しい。後がつづくかちょいと心配。
印象に残ったのがルノー大尉の北翔海莉さん。緩急自在な芝居で感心しました。
ユウヒさんを中心に蘭とむ、みっちゃんとどっしり△の役の配置で、重厚な作品に仕上がってました。それに小池センセの腕はやはり確か。ミュージカルお手の物って感じです。
ただ、一本物、途中たるむのでそこをコンパクトにしてショーも観たかったかも。たるむから最後の20分が緊迫感溢れて一気に感じるのかもしれませんが^^;;;
よければよいだけ、「凱旋門」をまた観たくなっちゃった・・・(涙)
時代は凱旋門のほうが前なんだけど、似てるのよ、イロイロ。
そして、欲を言えば、テーマソング。雨の凱旋門に匹敵する歌がなくて残念。印象に残りにくいんですよね。でも、それは“As Time Goes By”がテーマソングだから仕方ないか。
おまけ:エリザベートさん、目立ってました。押しなんですね。
一年の始まりからとっても楽しめました。今年の宝塚、楽しみです。
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あけましておめでとうございます!
夫を送り出して、ようやくフリータイムがやってきました(^^;)。
あたたかい(?)感想ありがとうございます。
リックが男役芸を生かせる役でよかった! ゆうひの意外な粘りを私も見習いたい(^^ゞ。
そうそう、「凱旋門」とダブる部分がありますね。
テーマソングは確かに印象に残らない。最近、全般的にその傾向がある気がします。
懐メロ世代の私は、単純でも耳に残るメロディーが好きだわ。
今年もよろしくお願いします♪
投稿: Tompei | 2010/01/04 06:50
Tompeiさん
おはようございます。
今年も宝塚ネタでもよろしくお付き合い下さいね~^^;
緊張感のある舞台で、観ていて心地よかったです。
>単純でも耳に残るメロディーが好きだわ
そうなんですよね。帰り道、すぐに口ずさめるような、ね。
歌とともに印象が残りますもの。
今日、楽しんで来て下さいね~~♪
投稿: 桜桃 | 2010/01/04 08:49