中欧旅行記 その3 ~プラハ市内観光~
その2の続きです。
7月8日(木)、9時出発。お迎えの8人乗りベンツに乗り込む。
6時間のプラハ市内ガイドツァー。その後ホテルへ戻り、自由行動というメニュー。回ったところはこんな感じ。重複、抜けたり、不完全ですが。
あっという間に②ヴァーツラフ広場到着。
国立博物館です。
中央の像はボヘミア初代の王ヴァーツラフの騎馬像です。
広場を見守るように立っています。1912年作成。
この旅で絶対見たかった一つ。念願叶いました。これは特に私がリクエスト。個人旅行のおかげですね。
ヤン・パラフの記念碑です。(瞳子ちゃ~ん、来ましたよ~。何のこっちゃですね^^;;)
ヤン・パラフはカレル大の学生で、ソ連のチェコスロバキア侵攻に抵抗して、民主化を求め焼身自殺しました。お隣は彼の後を追ってやはり学生運動に身を投じ、パラフの後を追って自殺した学生です。
ヴァーツラフ大通り。
この大通りをパラフは火柱になって、駆け抜けたと言われています。
彼のその行為が国民の民主化運動の契機となり、後のビロード革命につながったと言われています。合掌。
注;タクシーにのるなら、トリプルAのタクシーのみ。だそうです。
そうそう、このヴァーツラフ大通りにVodafoneショップがあったので、連れていってもらいました。シャルルドゴール空港でiPhoneでメールを送受信していらいチェコに着いたとたん使えなくなっていたので。でも、ダメでした。行くまえにちゃんとソフトバンクショップで確認したのに・・・。こんなことなら携帯も持って来るのであったとちょっと後悔。
他にも由緒あるホテル、高級レストランなどが軒を並べてプラハ随一の通りとなっています。
ここからはすべて徒歩で回ります。
プラハは建築の町と呼ばれています。数百年にわたる建築物が一つの町に溶け込んでいるのです。歩くと、あ、あれは何様式、ええとこれは、と、気づきます。それが全く違和感なく並んでいるのが不思議でした。
ざっくりここで歴史の復習です。
ロマネスク様式(10世紀~13世紀)→ゴシック様式(12世紀中~15世紀中)→ルネッサンス→バロック→アールヌーヴォー→キュビズム
おお、音楽史のお勉強にもなりますね^^;
アールヌーヴォー様式のホテル、グランド・ホテル・エヴロバ。一階部分のカフェ入り口。
原爆ドームを設計したヤン・レツルの設計です。全体は木が邪魔で画像なし。
③ムハ(ミュシャ)美術館
恥ずかしながらミュシャがチェコの人とは知りませんでした。この建物自体はカウニツキー宮殿で、美術館はその中にあるそうです。午後自由時間にメンバーの一人が観覧しました。私は残念ながら割愛しましたが^^;
④スタヴォフスケー(エステート)劇場
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」は1787年10月29日、ここで初演されました。映画「アマデウス」のオペラシーンもここで撮影されたそうです。
エステート劇場を通りをはさんで向かいに側になるのがカロニヌム。カレル大学本部の呼び名です。カレル大学は1348年創設。中欧最古の大学。ただたてものは改修を重ねて当時のものは現存していませんが、この出窓だけが、当時のままの重厚なゴシック様式です。
カレル橋を設計したペトル・バルレーシュによる。
他にも、様式をごっそり改築してしまった建物に一杯出会いました。建て替えるんじゃなくて改築ね。その時その時の支配者によって改修して使われて現在に至るわけです。
あ、ヤンパラフに興奮して熱く語りすぎでたった二つ回っただけなのに記事が長くなってしまった。残りはサクッと行きます。
続く。
« 中欧旅行記 その2 ~プラハ到着・ホテル~ | トップページ | 中欧旅行記 その4 ~プラハ市内観光~ »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- SKY BUSに乗った(2023.09.23)
- 100名城スタンプNo.61《第59番姫路城》(2023.09.03)
- 100名城スタンプNo.65《第60番赤穂城》(2023.09.02)
石畳と建物
どこを見ても絵になるね~
青空も澄んでいそう
投稿: TOKIKO | 2010/07/24 00:58
バーツラフ大通り、、そんな哀しい歴史があるのですね
こういう町って古くからの建造物そのままのが多いから、落ち着きますよね
写真で私も何だかとっても堪能させていただいてます♪
投稿: みるきい | 2010/07/24 10:12
3階建てくらいの石の家並みが続く風景はヨーロッパならではですね。ところで番号をふったプラハ市内の地図、なかなか手間かけてますねえ。
そうそう、このあたりの写真もホワイトくん(Canon IXY305)ですか?
投稿: 惑 | 2010/07/24 11:46
TOKIKOさん、みるきいさん、惑さん
暑いですね~って言うのも嫌になるんだけど、暑いです。
コメントありがとうございます。
>TOKIKOさん
雷と土砂降り、いかがでした?凄かったですね。
日本のように湿気がないから青も全然違うのよね。くっきり。
でも、湿気の多い日本ならではの色彩感覚がありますよね。
>みるきいさん
まだまだ食べ物ネタが出てこなくてスミマセン(笑)
チェコも複雑な歴史を背負った国ですね。少しでもそう言う面にも触れたかったのです。
>惑さん
復習頑張ってます(笑)
地図が頭に入ると二度楽しめるので。
これはすべて定額給付金クンです。ホワイトくんは主に夜と食べ物担当でした。
投稿: 桜桃 | 2010/07/24 22:41