中欧旅行記 その15 ~ブダペスト前半~
その14の続きです。
7月7日に出発した中欧旅行もいよいよブダペストを残すのみとなりました。あれだけ待ってお勉強までして迎えた旅行。最後の二日間、楽しまなくちゃ。
ブダペストでは、やはり現地のガイドさんにお世話になりました。こちら
ガランボ氏と運転手さんです。そして私たちを乗せたバン。すご~く日本語がお上手でした。
7月12日(月)、ガランボ氏の案内で4時間の市内観光に出発です。その後自由行動。そして夜はまたガランボ氏の案内で昨夜ドナウ川クルーズで楽しんだ夜景を今度は車で地上から楽しむという行程。
ドナウ川の左側をブダ、右側をペスト 合わせてブダペストという名前だそうですよ。
まずはペスト側から始まります。
①地質学研究所→②市民公園、英雄広場→③リスト記念博物館→④工芸美術館→⑤郵便貯金局→⑥聖イシュトヴァーン大聖堂→⑦マーチャーシュ教会、王宮の丘→⑧中央市場、その後自由行動(⑨国立オペラ劇場へ)
夜はまた別コースです。
まずはハンガリーのアールヌーボーの有名な建築家、レヒネルの建物を見学します。これは今回のツァーでぜひって、友人がリクエスト。
①地質学研究所。といっても木に囲まれててよくわかんないね。
頭頂部。地球を背負ってるの。さぞ重いだろう・・
②英雄広場付近
1896年というのはハンガリーにとって特別な年です。建国1000年の年!って言っても、日本に比べたら若い国ですが。その年に盛大に建国1000年祭が催されて、その一環としてハンガリー最大の広場、英雄広場が造られました。
歴代の英雄たちの像があり中央は大天使ガブリエル。朝、兵隊さんが整列してまして。真ん中に寄れなかったので、斜めからのお写真です。
その裏手に市民公園が併設され、そこが千年祭博覧会の会場となりました。当時パビリオンとして、ハンガリーの1000年間のさまざまな建築様式を取り混ぜて陳列展示した、その名残の建物時代順に並んでます。
他にもヨーロッパ最大の温泉、セーチェニ温泉。
動物園、遊園地などがあります。
メインのアンドラーシ通り
を通ると
③リスト記念博物館
④工芸美術館
こちらもレヒネルの建物です。やはり建国1000年祭の一環としてフランツ・ヨーゼフ皇帝(あのエリザベートの旦那ね)の命によって建てられました。
あの、ハンガリー帝国の紋章が見えます。が、とってもゴテゴテしていると思うのは私だけでしょうか・・・^^;;
レヒネルは、アールヌーヴォーの建築家ですが、西のガウディ、東のレヒネルって言われてたそうです。知らんかったぁ~(汗) ゴテゴテなんて言っちゃあかんやん。
次もまたレヒネルの作品である
⑤郵便貯金局
とは言え、木立でほとんど見えません~。
何とか隙間からクローズアップしてみると、
こちらは最高傑作と言われているそうです。
鮮やかな瓦とは言わないな、タイルの屋根やオーナメント。レヒネルワールドとも言える一目みたら忘れない、印象的な建物ばかりです。
この郵便貯金局は屋根の上の細部にまで凝りに凝って造られています。柱のボツボツはミツバチが登ってるんですって拡大したらホントころんとしたミツバチでしたぁ。
そんな高い所に凝った細工をしてもだれも気づかない、と揶揄されたら、鳥が見るじゃないか、とレヒネルは答えたと言われているそうです。
半日観光の途中ですが、長くなったのでわけます。続く。
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コメント
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肩こりの私には、あのポーズは辛い!
あの方達は一生、ああやって地球を背負っているのですね。(v_v)
ブダペストってブタ+ペストとは知らなかったです。
現地のガイドさんならではのコースなのでしょうね。
どこも景観も美しく、見所も満載です。
壁面の文様も、彫刻も、手が込みすぎていてすごい!
根性なしで、手抜きばっかりの私にはひたすら頭が下がり
地球を乗せた人のポーズです。(^。^;)
投稿: 陶片木 | 2010/09/27 08:09
陶片木さん
コメントありがとうございます。
今日も肌寒い一日でした。ちょうど良いって天気を知らないのか・・・^^;
>あの方達は一生、ああやって地球を背負って
爆)あの発想がユニークですね。
>地球を乗せた人のポーズです。(^。^;)
頭あげようよ~~(^o^)/
ハンガリーも侵略を繰り返されたり社会の仕組みがごろっと変わったり、豊かとは言えないけれど素朴で良い所でした。続きもボチボチ更新します^^;;
投稿: 桜桃 | 2010/09/27 17:40
どこを切り取っても絵になるというか・・・
美しい建造物の数々ですね~。
日本で屋根を豪華にするっていったって、鯱ぐらいしかないですもんね~。
私もブタペスト知らなかったです^^;
投稿: ぶんぶん | 2010/09/27 19:37
ぶんぶんさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
地震がないので戦争で破壊されなかったものは古い物が随分残っているようです。橋はドイツ軍が全部破壊したんですって。
屋根の色彩感覚がすごいですよね~。やはり乾燥してるからかしら?
日本家屋には瓦に鯱が似合うと思う^^
投稿: 桜桃 | 2010/09/27 23:44