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中欧旅行記  その23 ~最後はエリザベート~

その22の続きです。

旅の最後はやはりエリザベート。ハンガリーを愛し、ハンガリー人に最も愛された女王エリザベートのハンガリーでの宮殿、ゲッデレー宮殿へ向かいます。空港はそのすぐそば。いよいよ旅も終わるのです。

ブダペストなどハンガリーの主要都市があるドナウ川の西側をあとに東側へ向かいます。

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どんどん田舎になるんですけど。

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車窓からは広々とした農村地帯が広がっています。

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エリザベートはブダペストから馬車でゴトゴトと宮殿に向かったのかなぁ?
農村地帯がら急にえ?ッと言うところを曲がると

Img_0527突然、宮殿です。宮殿って言うからもっと奥行きもあり豪華かと思ってた。。。。

エリザベートはブダペストにある豪華な宮殿に住まずに、ブダペストから30㎞も離れた田舎を好んだんだろう。地元の農民たちに大人気だったようですが・・・。

エリザベートが亡くなり、住む主も不在。大戦中はソ連軍に占領されていてその後荒れ果てていたのを、社会主義から転換した後、修復が始まり、立派に復元されました。

Img_0528現在では内部も公開されてエリザベートグッズで溢れております^^; 写真は残念ながら不可なので外観だけね。

内部は、エリザベートが使っていた道具、戴冠式の衣装、写真などいろいろ展示されていました。

エリザベートの肖像画もいくつもあったのですが、すべて30代までのもの。美貌を誇ったエリザベートだけれど若い頃から歯が悪く、それが容貌に影響があったようで人に会う時も口元を扇でおおって絶対に顔を見せなかったとか。肖像画も描かせなかったようです。あのエリザベートが歯無しのばあさんなんて想像もできませんが。

お手洗いも立派なお城にしては情けないものなんだけど、写真を撮れなかったのは返す返すも残念でした。

飛行機の時間も迫っているので、急いで中庭に。慌てててなんだか暗いなぁ・・。よくわかんないね。

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修復はまだまだ一部の所だけなのです。この橋の向こうは

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荒れ放題。ソ連軍が撤退した後放置されたまま。ってもう何十年経ってるの?完全修復にはまだまだ。資金も大変なようです・・・・

侵略してきたオーストリア人であるエリザベートに今も守られているハンガリー。しかしエリザベート自身がハンガリーを好きだったようで、だからこそハンガリー人に今も脈々とエリザベートは愛されているのでしょうね。

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ひまわりに見送られて

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いよいよ帰国です。あと少しだけ続く。

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コメント

へぇ、エリザベートはここを好んだのですね。
鳥のように自由に生きたかったのかな。

エリザベートの時代は歯科技術が進んでなくてお気の毒。
どんな高価な宝石やドレスより歯が欲しかったに違いない。

ひまわり畑が素晴らしい!
これを見ちゃったら、清瀬のはしょぼく感じるわね。

ひまわり畑、すご~い!
二枚の宮殿の写真
形が似てるので
行ったり来たりしながら見ちゃった(^^)

Tompeiさん、TOKIKOさん

寒い雨が降ってますね~
コメントありがとうございます。
一面のひまわり畑。そりゃ見事で^^
清瀬と比べちゃぁね。清瀬は観賞用。こちらは農作物ですから^^;


>Tompeiさん

ハンガリーは四季もあり、農作物も豊かなので、オーストリアにいるときよりも開放されたのかも、エリザベートさん。馬にも乗ってたらしい。

>どんな高価な宝石やドレスより歯が欲しかったに違いない。
そうそう。ミルク風呂はいったり、異常な少食だったり、ダイエット体操したり、身体は自分で何とかできても歯だけは当時の技術ではどうにもならなかったわけですものね。だから余計に身体のメンテに力入ったのかしら。
ハンガリー語の勉強もかなりしていたようだし・・・。そして絵画には全く興味をもたなかったようで。
フツーというのとはやはりかなりかけ離れた人だったようです。だからこそ余計に興味が尽きないですね。


>TOKIKOさん

>二枚の宮殿の写真
同じ宮殿の裏側というか中庭側なので同じです。
まぎらわしかったですね。すみませんm(_ _)m

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