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イギリス便り 12

次男のロンドン生活も残すところ三ヶ月を切りました。

今はインターンシップ中。ダイヤモンドジュビリー休暇でちょっと一息したようなので久しぶりのイギリス便りが届きました。

今年のイギリスは、ヨーロッパの金融危機を横目に、オリンピック、ダイヤモンドジュビリー、EURO2012と、あえて危機から目をそらせるかのような盛り上がり。

そんな当たり年にイギリスを選んだ息子をほめるべきなのか何なのか・・・・

インターンシップもなぜかウェンブリーススタジアム(オリンピックメイン会場)近くの☆☆☆☆ホテル勤務で。浮かれ気分をますます盛り上げるにふさわしい職場らしい。こういう奴を野放しにしてはいけない

けど、どうやら野放し状態だという報告です

とうことで、まずはオリンピック関係の画像を。
聖火台になるんでしょうか?

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開幕までに間に合うか心配してました、次男(笑)

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町は、ダイヤモンドジュビリーでお祝い気分いっぱい。

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そして、ロンドンと言えば、

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オペラを観て、感動!シェークスピア祭りで演目は「Falstaff」
と言っても私はすみません!知りません。それも学生割引で10ポンド。
ここで、バレエも観たらしいけど、断然オペラが良かった、ですと。なんだか許せないんだけど。

そして、

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上演されたバービカンシアターは、ロンドンでも最上級の劇場。

観光客向けの劇場ではなく、この劇場で上演されるということで、蜷川氏の英国での評価の高さがわかるそうです。

なんと、二列目で観たんですと。阿部寛は圧巻だったようです。って彼のイメージはあくまで「トリック」の上田ですからぁ

次男曰く。

“シェイクスピアを日本語で上演するのは困難である。
シェイクスピアの表現があまりに多彩すぎて、日本語で表現するにはかなり不自然にな
ってしまう。
そして、日本語は英語と比べて口数が少ない言語であるために、シェイクスピアの作品
になってしまうと、会話のテンポがおかしくなってしまっている。
役者がとにかく言葉をセリフに詰め込んでいるという印象を受ける。
シェイクスピアの作品のセリフを脚色することは、シアター界ではタブー視されている
ためこれはどうしようもないことのだが。”

だそうです。ハイ、そうですか、としかいえない私が情けない

芝生コートでテニスをしただの、バレエよりオペラのほうがいいだの、オリンピックはチケットをあれこれゲットしただの、

あとは、高校OBがウィンブルドンめがけて渡英されるそうで、入場券をなんとしてもゲットしなくてはいけなくて大変って、それだって遊びやん。

どんどんテンション下がってきたので、この辺で。

おまけは、エリザベス女王のパレードの予行練習が目の前を通過した写真。(記事訂正しました)

Img_4447

フツーに歩いてたら通過したって。あくまで罰当たりな奴でした。

次回は、ウィンブルドン報告か、オリンピック報告か。ふ~。

帰国したらさぞや楽しかろう

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コメント

さすが、桜桃さんのご次男!
いい年にロンドンに行きましたね♪ チョーうらやましい

阿部ちゃんがロンドンで公演していたとは知らなかった!
テルマエの宣伝で忙しそうだったけど、しっかり次のお仕事をしていたんですね。
次男くんの「シェイクスピア劇@日本語」評、よくわかります。
日本のシェイクスピア劇って、キャストが台詞をしゃべりまくる印象があるもの。
間を大切にする日本語には向いてないのかも?
誰かタブーを犯して、日本語ならではの脚色をしてくれないかしら。

Tompeiさん

こんにちは。コメントありがとうございます。

ホント、ドンぴしゃの時期でしたね。そして、私が行く余裕がないという^^;;

シンベリンはさいたま芸劇で4月に上演していたんですよ。私は日本でさえ観てないの
確かにめいっぱいしゃべりますよね。それがまたテクニックだと錯覚させてしまっているかも、シェークスピア劇。
蜷川演出これからどう進化するか。だれか台頭してくるか・・・。

オリンピックに女王の60周年にも当たり、留学生活も楽しそうです。
ひたすらうらやましい!

ロンドンで上演されていると言うことは最近テレビで知ったのですが
日本語でも上演済みのお芝居だったのですね。
四季の「ハムレット」もいっぱいしゃべっていたような気もしますが、
私には難解で「歌わないんだ・・」で終わってしまったし。(^。^;)

インターシップも海外でできるのですね。
一回りも二回りも成長して、お帰りになる日が楽しみですね。o(^o^)o

陶片木さん

こんばんは。コメントありがとうございます。

お返事遅くなりました。
あまりにもあまりにもな報告に思わずどん引きしました。

蜷川シェークスピアは日本語で英語の字幕だそうですよ。
まったく・・・。

帰ってきたらどうなるかがかえって心配になってきました

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