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長い旅路の果てに(笑)

2014年6月5日、京王堀之内13時49分発の電車に乗った。



7日の同窓会イベントを控え疲れてたけど、とにかくレッスンへ。おまけに室内楽のレッスンなので何があっても行かねばならない。



二時間、緊張のレッスンが終わり電車に乗った。電車の行き先は新線新宿行き。従って調布で新宿行き特急に乗り換えねはならない。



よせばいいのに、文庫本を取り出して読み始めた。案の定眠くなり。膝に置いたままうとうとしたらしい。



調布で急いで乗換えた。



乗り換えた途端、あれ?本?扉が閉まると同時に本の事を思い出した。



飛んで帰ってギリギリレッスンに間に合うか間に合わない時間なので新宿駅改札で遺失物の問い合わせ先の電話番号の紙だけもらって帰った。



レッスンの合間に京王電鉄の遺失物センターに電話してみた。そしたら、新線新宿行きの落し物は本八幡に届くと言う。そちらに電話するように。



ダメもとで本八幡の駅に電話したら、なんと届いてた。それにびっくり。



が、着払いは出来ないから本八幡まで取りに来いという。だから、同窓会だってば。



10日のお昼頃までは本八幡で、それ以降は春日の忘れ物センターに移管するからそちらに行けですと。



取りにくるの?こないの?どちらにしても同じだからとかなんとか。いろいろ言われ結局9日までには本八幡まで行けなかった。



10日、春日の忘れ物センターに問い合わせるとちゃんと届いてた。でもそこで保管されるのは、13日まて。13日午後には警視庁のお忘れ物センターに行ってしまうとのこと。詳しくはこちら

もうこうなればヤケですな。警視庁での保管期間は約3ヶ月。気長に行けるチャンスを待つことに。



気づけば7月です。



最近の私は、毎月、くだんの京王堀之内に、個人レッスン約2回、室内楽1回、巣鴨に教材研究のセミナーに1回。上尾のセミナーに1回。その他にピアノのお集まりが約2回。そのための勉強と練習が必要となり、なんと人生の3分の2を防音室で過ごすという、つまんない毎日を送っています。あおりはPCに向かう時間ですか^^;;



さて、文庫本ですが、電車に置き忘れて約ひと月。



ようやく今日、また堀之内に行きましたので帰りに文庫本をお迎えに行ってきました。



飯田橋の駅を降りて陸橋を上がると、





こんなにわかりやすく・・・^^;



忘れ物を取りに来る人、多いのです。銀行みたいにまず番号札を取ります。○○番の人と呼ばれたら、申請書をもらって記入。しばらく待つと、ちゃんとどこか保管場所から出してきてくれて、ご対面。ちょっと感動しましたよ。



銀行よりも待たされたかもしれませんが・・・。



身分を証明するものを出して確認。はい、持って帰っていいですよ。とめでたく手元に戻ってきました。



これ☆








八王子から、調布、新宿を通り、本八幡までたどり着き、春日へ。そして、飯田橋まで長い旅をした文庫本です。



たかが本の一冊なら多分諦めてたと思います。だって買い直す本代よりも交通費の方が高いから。なぜ、こんなにしつこく追跡したかというと。ブックカバーが大事だったのです。



よくぞ、戻ってきてくれました。めでたしめでたし。でも、都度都度、落とし物は何ですか?本?題名は?と聞かれます。しょうもない推理小説だったのでタイトルを口にするたびに恥ずかしい(爆)



とはいえ、口に出すのが恥ずかしく無い本ってなんだろ?



駅員さんは、ゴマンとある遺失物を扱い、いろんな問い合わせに対応するわけなので、つっけんどんでちょっと悲しかったけれど、ちゃんと保管して次々移管してくれたわけなのでありがたい。ちゃんと記録してナンバリングしてくれるようです。



落とし物、忘れ物、ちゃんと追跡出来るのは素晴らしい。日本はスゴイのかもしれない。コンちゃんは無くなったけどね。って、物は落とすな、忘れるなですね



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コメント

本八幡なら取りに行ってあげたのに~…と読み進むうち…
あらあら、ブックカバーちゃんが大事にされていてうれしいです

私も先日傘を忘れてきた子のために、忘れ物センターに問い合わせたんですが…
警察に渡ってしまったら面倒だ!と思いましたが、飯田橋に行きつくなら、あんなにあわてなくても良かったかもと…そんな事思ったらダメですよね

確かにこのブックカバーなら私も取りにいきますね。
私は電車の網棚に実家への手土産を置き忘れて、取手まで取りにいったことがあります^^;
2個置き忘れのうち、何故か安い手土産の方が盗まれてしまいました。

桜桃さん、お忙しそう!身体に気をつけてくださいね。
今度のオフでお会いできるの楽しみにしています。

お疲れ様でした。
日本の遺失物管理システムと桜桃さんの根性に拍手!

このタイトルを見て、手術用白衣で踊る外科医たちを思い浮かべたけど、
あの作品のタイトルは「長い春の果てに」でした。
ちなみにその昔、「遥かなる旅路の果てに」という作品もありました。
ヘンなところに反応しちゃったわ

ゆれいさん、ぶんぶんさん、Tompeiさん

小雨の土曜日です。コメントありがとうございます。

〉ゆれいさん

最後は飯田橋です。便利だから安心だよね^^;

このブックカバー、お気に入りです(^o^)/
だから届いててホント嬉しかったです。

〉ぶんぶんさん

このブックカバーいいでしょ。やっぱり忘れたら悔しいからとりにいきますあよね〜。でも一つ無くなったのね。持ってった人ってどう思ってるんだろ。

ぶんぶんさんにいただいた小物入れも必携なんですよ。ICレコーダーとイヤホン入れてレッスンには必ず持参してます。こちらも無くさないようにしなくちゃ(^^;;


〉Tompeiさん

ヘンなところに反応して欲しかったんです(笑)

日本のこのシステムすごいですよね〜。
続々と取りにくる人がいましたけど、無事落とし主に戻るのはわずからしいし、深刻な問い合わせしてる人もいて。びっくりです。

いよいよ名古屋参戦^^;行って来ます〜(^o^)/

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