けんけん、かんかん?
今、宮部みゆき著作『三鬼 三島屋変調百物語四之続』を読んでいる。というか、面白くてもうあっという間に読了しそうだ。宮部みゆきさんの本はあっという間に読むんだけれど終わるのが惜しくて終わりに近づくとだんだんゆっくり読むようになるという(笑)
今回も相変わらず三島屋のみなさんもお元気そうだし。
その中で、けんけん、ぐうぐう?・・今回の語りの主、おつぎちゃんが、言いよどむと、聴き手のおちかさんが、言い添えてあげる。
けんけんごうごうね。喧々囂々
そこで、あれ?私間違えてた?
がくがくじゃなかったっけ?けんけんがくがくともしかして使っていたかもしれない。
調べました。久しぶりに国語辞典まで出してきたよ。けんけんがくがくは辞典には当然掲載されていない(新明解国語辞典)
喧々囂々、けんけんごうごう
侃々諤々、かんかんがくがく
これを混同して喧々諤々(けんけんがくがく)と誤った使われ方がされている、と書いてあった。(by weblio)
かんかんごうごうはないよね^^;
たまたま、次の日、新聞コラムにも、今度は侃々諤々の言葉が出てきて、おお、正しい使い方をされている方だと感心した次第。って私が勘違いしてたんだけれど。
そしてその三島屋百物語で今度は、かんかんがくがくが登場していた。
書いているうち、かんかん。けんけん?わからなくなってきた(笑)おつぎちゃんみたいだ。
それにしても、宮部さん、電子書籍がないから文庫本でも結構な厚さなので、持ち歩き、重い。。。電子書籍にはあえてしないんだろうなぁ。。それもまた良いのかもしれない。
三島屋変調百物語シリーズおススメです。
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