さよなら、くーちゃん
2016年9月25日日曜日、我が家のくーちゃんが亡くなりました。
暑い夏、具合が悪くなっていて、いつ何時、という状態だったのですが、なんとか、今日まで頑張ってくれました。
ありがとう。
9歳と5か月。
実は、今日、私車ぶつけられました。
出稽古に行った帰り道。交差点で信号赤、停止中。突然、前の車がバックしてきてぶつけられました。
ええ??急にバックにギアが入りバックしてくるので慌ててクラクションを鳴らしましたが間に合わず。もともと、高齢者マークがついていたので、いつもより充分車間距離をとっていたのですが。
先方が降りてきて、当たってませんよね?という。
え?ガシャンと音がしたのよ。
確かに、バンパーの傷とナンバープレートが曲がる程度の軽いものですが、当たったことは事実。仕方ないので、警察を呼んでいいですか?というしかありません。
待つこと十数分。結構すぐ来てくれました。
おまわりさんに、先方さん、めんめんと言う。
バックしようとしたら、私の車がすぐ後ろにいたからぶつかった・・。こんなこと、初めてです。もう、これで運転やめます。云々。
知らんがな。頭にきたけど、さすがにご高齢の方相手に文句も言えず、だまって伺ってました。
お巡りさんも、私から状況を聞いたら、すぐにどういう状況で事故が起こったかわかってくださいました。
だって、交差点で赤だし。いつも、高齢者マークには配慮していますので、充分な車間距離は取っています。
先方さんは、どうやら、交差点で赤だから止まったのではなく、道沿いのスーパーの駐車場にバックで入れようとして止まっただけ。だから、後続車があることなどまったくお構いなしにバックで駐車しようとしたようです。
交差点ですから。赤信号ですから。
おまわりさんが、お相手の方に年齢をきくと82歳!お耳も遠いようで、警察の方が住所や電話番号、と指示するのも聞き取れないようでした。そりゃ、私のクラクションも聞こえないはずだわ。
ご高齢での運転。先方さんは、もう今後運転しません、なんておっしゃってるし。でも、いかにも私が悪いようにも言ってたけど・・・。おまわりさんは、バックする時は後方確認でしょ?ハザードランプもつけましょう、とか、おっしゃってましたが。
今後その方が本当に免許を返上されるかどうかはわかりませんが、運転を卒業されたとしたら、私が運転免許を取り上げる一端になったのかと思うといい気はしません。
おまわりさん、気をつけて運転して帰ってくださいよ!と。そりゃ、気をつけてますって・・・。
家に戻っても、保険会社に連絡、ディーラーにも連絡。
そうだ、くーちゃん。いつもくーちゃんと呼びかけると、いじらしく、ピイと答えてくれますが、そのときは、じっとして動かなくなって答えてくれませんでした。
思うに、ちょうど私がぶつけられた時くらいに亡くなっていたのだと思います。
家族のみんなは、その人、人身事故起こす前に、私の車にぶつける程度で高齢での運転をやめるきっかけになったんなら、他の誰かを助けたんだからよかったんだよ、と慰めてはくれます。それでもやはりいい気はしないけど、くーちゃんが、悪いものを全部持っていってくれたのかな。
これからも、運転する時はいつもくーちゃんが守ってくれているはずです。いつか、私が運転を卒業する時まで、この思いをずっと持っていこうと思います。
9年5か月、家族でいてくれて、くーちゃんありがとう。もう、これでペットを飼うのも卒業です。
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