1.石田衣良著 『アキハバラ@DEEP 』
社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いを挑む!TVドラマ、映画の原作としても話題の長篇青春電脳小説。
秋葉原、おたくといえばちょっと引いてしまうんだけれど、ここに登場する5人組は憎めない人たち、愛らしい人たち。それぞれの個性というかドロップアウトする要因をデフォルメしてある、そのデフォルメ度とでもいうのかが、あり得るかもしれないという際どいラインで、それが私たちにより親近感を持たせてくれるのかも。
クルークを乗っ取ろうとしたネット界の寵児のモデルは??と想像するのも面白い。
アッと言う間に読了 (1月6日) 2007年の読書初めがこの本ってのがふさわしいのかふさわしくないのかはわからないけれど、とにかく細々と読書記録をつけていこうと思い立ちました。
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