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2007年7月17日 (火)

27.諸田玲子著「かってまま」

■内容紹介■ 不義の恋の末に、この世に生を享けた娘・おさい。江戸の町で様々な人たちと暮らしながら、悲しみを超えて逞しく成長していく姿を描く
 (文藝春秋書誌ファイルより)

書評で五つ星がついていたので、思わずポチッ。

ぐいぐい引き込まれあっという間に読了。おさいの過酷な運命をさらっと書くことで一層想像をかきたてられた。

最後は、舞台の幕切れのワンシーンを観ていうるように、印象的。

7月10日読了

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2007年7月 2日 (月)

26.恩田陸著 「まひるの月を追いかけて」

内容(「BOOK」データベースより) 橿原神宮、明日香、山辺の道…。失踪した一人の男を捜して、奈良を旅する二人の女。それぞれの過去と現在を手探りしながら続く、奇妙な旅の行き着く先は?奈良を舞台に夢と現実が交錯する旅物語。

「夜のピクニック」があまりにもよかったので、他にも読んでみたくなって、購入。ちょうど、帰省してその折に、橿原神宮を通過する予定だったし。

で・・。ちょっと期待はずれだったなぁ。彼女達が歩いたコースは当然おなじみのコースであり、もちろん私も歩いて知っているだけに、余計物足りないと思ったのかも。

いえいえ、タイトルは忘れたけれど、同じ飛鳥を扱った、松本清張氏の著書や氷室冴子さんの著書は、飛鳥や奈良の神秘性を浮かび上がらせて抜群に面白かったよなぁ。やはり文章力か?比べたらあかん。

ただ、あっという間には読み終えた^^;

6月30日読了

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24.佐藤多佳子著 「しゃべれどもしゃべれども」

内容(「BOOK」データベースより) 俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ツ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りもんばっかりで…胸がキュンとして、思わずグッときて、むくむく元気が出てくる。読み終えたらあなたもいい人になってる率100%。

一応の感想はこちら

6月4日読了

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